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龍鬚糖 (ロンソートン)



綺麗でしょ~ カビかなにかの胞子が伸びた訳じゃないですよ! 
現在 深圳に単身赴任している義弟が 香港でお土産に買ってきてくれた『龍鬚糖』を一齧りしたところのアップ!

こちらが少し引いた全景。 1個の長さは4cmくらいでしょうか?


このお菓子 刻んだピーナッツやココナツ・ゴマなどを 麦芽糖のアメを何遍も折ったり展ばしたりして 細~い繊維状にしたもので包んでます。

上の写真でも判るとおり フンワリとしたお菓子で 口に入れるとまわりはス~と解けて 中からサクサクのナッツが出てきて 美味しさが2度楽しめます♪

こんなお菓子を2000年も前から作ってるなんて さすが中国は奥が深い 
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醤遊王国(しょうゆうおうこく) 弓削多醤油

今日は越生の聖地霊園までお墓参りのお供をしました。

墓参を終えるとそろそろお昼 どこか適当な食事場所はないかと レンタカーで日高周辺をウロウロ。。。

結局街道沿いのファミレスで昼食をとったのですが 連れの中の一人(私じゃないですよ)が途中に看板のあった「しょうゆ王国」に行ってみたいと言って 車を回すことになりました。

ところがナビに「しょうゆおおこく」と入力しても出てこない(泣)。仕方がないので今来た道を引き返しながら看板を頼りに戻ってたどり着きました。。。 が看板を見て納得!「醤油王国」じゃなくて醤「遊」王国だったんです! 

そんなことがありながらたどり着いた『醤遊王国』は弓削多醤油さんという大正12年創業の由緒正しいお醤油屋さんです。

実際に自分のところで醸造していて 2階からその樽も見学できるようになっています。
 (詳しくはこちらを)



またこちらの2回には軽食コーナーがあって 以前TVで見たことがありますが お醤油の味がよ~く判るように 玉子かけご飯や冷や奴などが食べられるようになっています。 
ただ 残念ながら今回はお昼を食べた後だったのでパス 


 (写真は同HPから)

プーンとお醤油のいい香りがする社会科見学でした 
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うなぎ 地球環境を語る本


先日フラリと図書館に寄った時 新着図書のコーナーで「うなぎ」という名前に惹かれて手にした一冊。

このブログでも「尾花」の記事等で私のうなぎ好きは明らかですし(自慢するようなことか?) 古くは万葉集にも歌われるなど 私たち日本人とうなぎのお付合いは相当古いものがあります。 

日常口にしながら その実体がわかっていない「ウナギ」について 丹念な取材で解き明かしているこの本は 末永くうなぎを愛し食べ続けたいと願う私たちへ 「食」のありかたや 環境問題を考えさせる本でした。 

井田徹治著 (詳しい内容は岩波新書HPを)
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森のいかめし → 鮭ちゃんちゃん焼き

「河むら」のラーメンを食べた後 途中に「森のいかめし」があったのを思い出しました♪
 (『森』とは函館本線の森駅のこと。『森のクマさん』の方じゃないですよ~

「いかめし」と言えば駅弁フェアの常連です。 
小ぶりのイカにぎっしりと詰ったもち米がイカの煮汁を吸ってなんともいえない懐かしい駅弁の一つ♪



オバサンたちの行列を見て お店の前で数秒迷ったのですが 結局お買い上げ~♪ 



一応「実演販売」ってことで 奥の大鍋で煮たイカを目の前で手際よく折り詰めにしています。

で、夕ご飯のメインは決まったので おかずは何が・・・
うん!北海道づくしで行くか~ と帰りにいつもの西友で生鮭を買い求め 鮭のちゃんちゃん焼きに挑戦! 

本場では半身の鮭を使って豪快に鉄板の上でやるのをTVで見ますが さすがに自宅でそれって訳にはいかないので フライパンを使っての調理です。

材料は キャベツに玉ネギ・シメジ 後は冷蔵庫にありあわせのピーマンや人参等…
軽くバターを引いたフライパンで野菜を炒めてから鮭を入れ 蓋をして蒸し焼きにします。
味付けは手抜きの味噌ラーメンスープ 



ある程度火が通ったら 鮭を裏返し 最後にヘラでザックリ刻みながら野菜と混ぜて出来上がり~♪ 



今回は例のスープが少々多かったようで 私の味付けとしては少々濃い目の味でした(反省) 

主食は昼の求めた 「いかめし」!



北海道づくしの半日でした 
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釧路ラーメン 河むら

今日のお昼は 「釧路ラーメン 河むら」に行きました。
と言っても 北海道まで出かけた訳じゃありません。 池袋西武の催事場でいただきました。 

昼休みでしたが 7階の催事場は「人の渦」! うっ イカくさい
手提げフクロを持ってつまみ食いをしているオバサンたちを掻き分け掻き分けしてやっと目的の「河むら」へ到着~ 

こちらが ベーシックな昔風ラーメン。 


(トッピングの鳴門の色が白ベースの東京と少々異なるほかは 伝統的なラーメンの王道って感じですね!♪ )

もう一品は塩バターコーン! 表面にうっすらとバターが浮いています。
一口スープをすすると バターのいい香り♪ 


(2杯食べた訳じゃないですよ~ 一緒に行った友人のを写させてもらっただけです! 

全然予備知識も無しに食べに行ったので ウチに帰ってからパソコンで調べてみると…
『当店は昭和初期から続く釧路ラーメンの味を守るお店です。「釧路ラーメン」の老舗店で20年修行し独立した後、釧路ラーメンの本流を継承する自負を持って調理場に立つ毎日。釧路ラーメンはスープはさっぱりとしてメンは細メンのちぢれ面が特徴です。当店では削りぶしをベースに鳥ガラと玉ネギを加え、シンプルに仕上げており、化学調味料は仕込みの段階では一切使用しておりません。メンは当店オリジナルの特注の細ちぢれ麺を使用しております。毎日食べてもあきない味!
是非一度お立ち寄り下さい』(河むらHPより)

西武のお店には「魚介系」と貼り出してあったので それっぽい味(香り)を想像して一口食べてみたのですが 魚介っぽさは殆ど感じられず むしろアッサリした後味の好いスープ。 

麺も細めの縮れ麺でスープもよく絡んでくれます。 うん! これならホント食べ飽きない味!と納得しました。 
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初めての狂言観賞 @あうるすぽっと

9月10日 池袋にオープンした豊島区舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」の落成式にお呼ばれしました。

『地下鉄・東池袋駅の真上に立つ再開発ビルの中にあって 301席のコンパクトで臨場感あふれるブラックボックスタイプの劇場』とありますが 『ブラックボックスタイプ』って何ですかね??
見たところ 黒っぽい箱状の演劇空間ってとこでしょうか??

でも こじんまりとした空間に配置された シートもいい感じのスペースです。


 (写真は同HPから)

記念式典の後 人間国宝・野村萬氏の「三番叟」と野村万蔵氏らによる「梟山伏」の狂言を鑑賞しました。

記念式典の終わった舞台に ヒノキでしょうか 大道具さんたちの手で舞台が組み立てられます。



演目は「三番叟」と「梟山伏」。 以前 歌舞伎を見に行ったことはありますが 能や狂言は初めてです。

正直言って 能と狂言の区別もつきませんが 「三番叟」は五穀豊穣を祈願するとされ 足拍子を多く用いることから 農耕儀礼に関わる地固めの意味があるそうで おめでたい席の定番だそうです。
 (ただ みんな拍手をするタイミングも分らず ジ~っと眺めていましたが…

二つ目の演目は「梟山伏」。 この劇場の名前(あうる=梟)にちなんで選ばれたようです。
配られた「解説」の演者の欄が空欄になっていたので 「?」と思っていたのですが 梟にとり憑かれたという設定の弟役(科白は「ホホ~」という梟の鳴き真似だけ)を 豊島区の区長自らが演じるという設定にビックリ!


 (中央が区長)


記念式典の参加者へのお土産は 「ピンブローチ」。

豊島区のシンボル=梟の意匠が素敵なお土産をいただきました。

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鱧餅粉揚げと松茸の薄葛仕立て椀

長月に入り 祇園畑中の二晩目の夕ご飯は菊酒でスタート。


季節感溢れる先付けは湯葉豆腐。
作り方はよく分りませんが濃厚な味! 海老もプリン!



今日のお椀は秋の味覚 鱧餅粉揚げと松茸の薄葛仕立てです。
お椀の中には新銀杏も入った日本の秋!

うっすらと浮いた油に鱧のコクが感じられる一品。



9月に入ったからでしょうか 蓋物(蒸し物)が登場しました。

甘鯛の湯葉蒸し。
暖かな銀餡にぶぶあられが京都らしさを演出してました。



〆のお食事は鱧御飯。
祇園祭に始まる鱧の季節もいよいよ最後。
実山椒のピリリとした味が名残の鱧を引き立てます。

御飯に混ぜてあるのは十六島(※)海苔。



※十六島と書いて「うっぷるい」と読みます。
「うっぷるい」って聞くとアイヌ語の地名=北海道を連想しますが 島根県の地名でそこの漁港で採れる海苔が十六島海苔。
この地名について少しだけ調べてみましたが 『出雲風土記』などで「於豆振」(オツフリ)と出てくる古い地名が 訛って「十六島」(ウップルイ)に転化した等諸説あるようです。
いずれにしても アイヌ語や古代朝鮮語の地名が入り乱れて存在(残って)いることから考えても かつて誰かが云ってた「単一民族国家」なんてお笑いですね!
 詳しくは十六島・ウップルイなどを。。。

ところで 島根県って難読地名が多いですね~
鉄道系では木次(きすき) 亀嵩(かめだけ) 江津(ごうつ) 秋鹿町(あいかまち) 遥堪(ようかん)あたりが有名ですが 地名でも… 邑生.苧町.五十猛.未明.都治.日脚.周布.刺鹿などが続々 。。。正解は↓














正解; おう.おまち.いそたけ.ほのか.つち.ひなし.すふ.さつか
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上御霊神社から下鴨神社へ

「茶洛」さんのワラビ餅をいただいて 鞍馬口を東に進み 堀川・烏丸を越えて行き当たったのが上御霊神社。 正式には「御霊神社」と呼びます。



このお社は『早良親王や井上内親王、橘逸勢、吉備真備など、非業の死を遂げた人々を祀る神社。鳥居近くには「応仁の乱発祥の地」の碑がある。5月18日に催される御霊祭は、京都でも最も古い祭りといわれ、約400年前に後陽成天皇御寄進の御牛車や御輿3基なども渡御する』そうです。(JRおでかけネットより)

平安の時代から朝廷の保護を受けてきたというだけあって 境内は広く近所の人たちも団扇片手に涼を取っていました。私も近所の人に混じって一服。 

この神社の鳥居の手前にある石碑が『応仁の乱勃発地』
後の案内によれば「文正二(一四六七)年正月十八日早朝この付近すなわち上御霊神社の森の合戦から応仁の乱ははじまった。十七日の夜、畠山政長は自邸を焼いて一族や奈良の成身院光宣らと兵約二千を率いて、ここに布陣し翌十八日は終日激しい戦いが続いた。義就方には朝倉孝景ついで山名宗全が加勢した。しかし政長方にはたのみの細川勝元がこの段階では動かず、まる一日の合戦ののち、政長方が敗退した。これが応仁の乱の最初の合戦である」


(誰か見てた人がいるんですね! きっと

上御霊神社で一服の後 賀茂川を目指して鞍馬口通を東へ進みます。
出雲路橋を渡ると もうすぐそこは下鴨神社。

普段ならここで「賀茂みたらし茶屋」でお団子をいただくところですが 先ほどワラビ餅を食べたばっかりですので断念!

自転車を停め 御手洗(水舎)で清め境内へ進みます。



お札には『水神守護 鴨社大炊殿』とありました。

下鴨神社の本殿は桧皮葺で東西の二棟が国宝に指定されていますが 畏れ多いということでしょうか 我々一般の参拝者は建物を眺めることも出来ません。

写真は祝詞屋(のりとや)と呼ばれる普段お祓いを受ける時に昇殿する建物と その手前にある弊殿(へいでん)に 干支の守り神といわれる言社(ことしゃ) さらに手前の中門の屋根が連なる様。



因みにこの言社は 中門の内側、幣殿の前に建てられていて 写真では手前に2つの社が見えていますが 全部で7つの社で構成されています。
それぞれに奉られている神様の名前が書かれていますが 「中身」はみんな大国主命です。

大国主命は7つの名前を持っており 名前ごとに祀られているので7つの社になっているといわれます。
でもなんで十二支なのに7つなんですかね?
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おろし蕎麦 @かね井

大仙院を後に智恵光院通を下り 鞍馬口の「かね井」さんに来ました。

時刻は12時少し前。実は大仙院の場所(入口)が分らず 少々ロスタイムがあってこの時間になってしまいました。
土曜日ということもあって 「おそらく並ぶんだろうなぁ…」と思いながら通を下ってくると ??誰もいない!♪
恐る恐る暖簾をくぐりましたが店内にも誰もいない Lucky! 

早速 一番奥の縁側に近い席に陣取って一休み。。。
何方かのブログにも書かれていましたが「かね井」さんはご夫婦二人で切り盛りしているので ひょっとすると忘れられてるのでは??と思うくらい時間がユックリと過ぎていきます。 



まずは蕎麦茶を一杯いただきながらお品書きを眺めていると プ~ンと蚊の羽音?が。。。
蚊遣りの煙も見えてはいましたが 風向きによっては効かない連中もいるらしいです。。。 

昼日中ではありますし 猛暑ってこともあるので お酒は控えめに。。。
あてはいつもの山葵の輪切りにお醤油をたらしたのと 甘めの白味噌に蕎麦の粒々が入り 杉板でコンガリ焼かれた蕎麦味噌を肴にエビスを一本いただきました。



いよいよお蕎麦♪ 今日は昨日に続いて「おろし蕎麦」にしました。
こちらでは鮫皮のおろしで自分で山葵を摺りながら蕎麦を待ちます。 

あたかも お習字の時に墨を摺りながら気持ちを落ち着けるのと似ていますね♪

「精神統一」ができた頃 お蕎麦が運ばれ 後は一気呵成に手繰ります。



あ~幸せな時間。。。 

会計を済ませて洛中(当地=紫野は平安時代は葬送の地でした)へ戻ろうと自転車を一漕ぎしたところで「茶洛」さんのご主人が暇そうに外を眺めていました。

「茶洛」といえば行列のできる「ワラビ餅」で有名な「あそこ」です。 「かね井」さんの店内でも平日は出前をお願いできるのですが 土日は先方も忙しいらしく断念していた矢先の渡りに舟!
「中でも食べられます?」「狭いですが ええですよ!」 



このプルプルとした食感! 暑気払いには最高かも!? 
 (写真は前回「かね井」さんで撮影したもので 器は違います。)
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大徳寺 大仙院


釘抜地蔵で京都の庶民の信仰に触れた後は 「禅」の極致へと で移動。

現在は 名物和尚・尾関宗園(おぜきそうえん)のその豪快な説法で知られる大仙院ですが、「永正6年(1509年)に大徳寺76世住職古岳宗亘(こがくそうこう、大聖国師)によって創建された。現在22に及ぶ大徳寺塔頭中、北派本庵として最も尊重重視される名刹…大仙院の三世古径和尚は、豊臣秀吉の怒りにふれ加茂の河原で梟首された千利休の首を山内に持ち帰り手厚く葬った。また漬け物の「たくあん」を考案したとされる七世沢庵(たくあん)和尚が宮本武蔵に剣道の極意を教えた所としても有名」という由緒正しいお寺さん。(この項ウィキペディアより)

永正10年(1513年)に建立された国宝の方丈建築を踏みつけつつ 特別名勝・史跡に指定されている枯山水庭園を眺めました。
 (撮影禁止のため写真はWebから転載 雪が残ってます)
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