カレンダーの関係で5連休になったシルバーウィーク、皆さんはいかがお過ごしですか。今日の東京は朝から快晴で、気持のよい風がふいています。私の近所はお祭りで、今日は一日、家の前を通るお神輿や山車でにぎやかです。
私は17日(木)から、使い残していた夏の休暇を(遅ればせながら)使って、北アルプスにいってきました。松本駅から北に向かってのびるJR大糸線にそって、後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)がそびえています。その中の唐松岳(2,696メートル)と五竜岳(2,814メートル)を目指しました。
17日(木)は朝一番の長野新幹線に乗って長野へ。そこからバスで白馬八方へ――昔は中央本線で松本に行き、そこで大糸線に乗り換えたものですが、時代が変わりました。「特急あずさ」でないと気分が出ない、などとは言っていられません。
白馬八方からはリフトを乗り継いで八方池山荘へ。そこはすでに標高1,850メートルです。老若男女の観光客にまじって八方池(2,080メートル)へ。
そこから先はいよいよ登山道になります。右手に白馬岳、目の前に難所の不帰嶮(かえらずのけん)を見ながら八方尾根を登ります。稜線の手前でガスが出てきて、稜線に出たときにはガスの中。唐松岳の頂上ではなにも見えませんでした。
その日は唐松岳頂上小屋に宿泊。夜、外に出たら、気温は6度でした。
翌朝は晴天。厚い雲海から朝日が昇ってきます。稜線の反対側には、剣岳が朝日を浴びて、雲海に浮かんでいます。剣岳に連なって立山と薬師岳。小屋番の人が出てきて、「今日は穏やかないい朝ですね」と話しかけてくれました。
小屋を出て、五竜岳へ。ルンルン気分の稜線歩きだと思っていたら、意外に鎖場があって、気を抜けませんでした。途中からまたガスが出てきて、剣岳もガスの中。視界はまったくききません。五竜山荘に着いて、コーヒーを飲んで休憩した後、頂上に向かいました。
ガスの中を歩くこと約1時間、不意に頂上に出たら、目の前には鹿島槍ヶ岳(2,889メートル)が黒々と広がり、さらに雲海の向こうには剣岳が天を突くようにそびえていました。
その日は五竜山荘に泊まり、翌朝、遠見尾根を下山しました。テレキャビン(ロープウェイ)の乗り場まで来ると、レストランが併設されていて、ソフトクリームの看板が出ていました。さっそく券売機で食券を買って、カウンターの前に行くと、そこにはケーキセットの見本が! 思わず尋ねると、現金でもOKとのことなので、ケーキセットも注文しました。
外のテーブルに座って、野イチゴのタルトを口に運んだとき、人里に戻ってきた実感がわきました。
私は17日(木)から、使い残していた夏の休暇を(遅ればせながら)使って、北アルプスにいってきました。松本駅から北に向かってのびるJR大糸線にそって、後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)がそびえています。その中の唐松岳(2,696メートル)と五竜岳(2,814メートル)を目指しました。
17日(木)は朝一番の長野新幹線に乗って長野へ。そこからバスで白馬八方へ――昔は中央本線で松本に行き、そこで大糸線に乗り換えたものですが、時代が変わりました。「特急あずさ」でないと気分が出ない、などとは言っていられません。
白馬八方からはリフトを乗り継いで八方池山荘へ。そこはすでに標高1,850メートルです。老若男女の観光客にまじって八方池(2,080メートル)へ。
そこから先はいよいよ登山道になります。右手に白馬岳、目の前に難所の不帰嶮(かえらずのけん)を見ながら八方尾根を登ります。稜線の手前でガスが出てきて、稜線に出たときにはガスの中。唐松岳の頂上ではなにも見えませんでした。
その日は唐松岳頂上小屋に宿泊。夜、外に出たら、気温は6度でした。
翌朝は晴天。厚い雲海から朝日が昇ってきます。稜線の反対側には、剣岳が朝日を浴びて、雲海に浮かんでいます。剣岳に連なって立山と薬師岳。小屋番の人が出てきて、「今日は穏やかないい朝ですね」と話しかけてくれました。
小屋を出て、五竜岳へ。ルンルン気分の稜線歩きだと思っていたら、意外に鎖場があって、気を抜けませんでした。途中からまたガスが出てきて、剣岳もガスの中。視界はまったくききません。五竜山荘に着いて、コーヒーを飲んで休憩した後、頂上に向かいました。
ガスの中を歩くこと約1時間、不意に頂上に出たら、目の前には鹿島槍ヶ岳(2,889メートル)が黒々と広がり、さらに雲海の向こうには剣岳が天を突くようにそびえていました。
その日は五竜山荘に泊まり、翌朝、遠見尾根を下山しました。テレキャビン(ロープウェイ)の乗り場まで来ると、レストランが併設されていて、ソフトクリームの看板が出ていました。さっそく券売機で食券を買って、カウンターの前に行くと、そこにはケーキセットの見本が! 思わず尋ねると、現金でもOKとのことなので、ケーキセットも注文しました。
外のテーブルに座って、野イチゴのタルトを口に運んだとき、人里に戻ってきた実感がわきました。