★最近、ひとり相撲が流行りである。
「花ざかりの君たちへ」の中津くん。瑞希のことでああだこうだと悩んでいる。
「プロポーズ大作戦」の健も。
そして、その最たるものが蛍(綾瀬はるか)。
マコト(加藤和樹)のことで勝手に悩み、自分が原因でドツボにはまっていく。
例えば、オトナの女。
オトナの女は心が広い。だからダブルデートも許す。
オトナの女はセクシーにゆーわく。だからウィンク。でも「眠いんですか?」
オトナの女の聞く音楽はボサノバ→会話が続かない。
時代は内向の時代。
自分の中で自己完結して勝手に悩んで、外にぶつかって行こうとしない。
その時代を象徴するヒロインが螢なのだ。
その内向のヒロインが「脱・干物女」でがんばるから共感を集める。
この作品の魅力はこんな所にあるのでは?
そして、この作品、螢のひとり芝居の相手役に高野部長(藤木直人)がいることがミソ。
高野部長の役回りは螢が行うひとり芝居の聞き役なのだが、これが楽しいかけ合い漫才になる。
螢がボケで部長がツッコミ。
同時に高野が螢のよきアドバイザー、行動を起こさせるきっかけになっている。
螢の様なキャラは自分からはなかなか行動を起こさないからね。
高野の様な存在が必要。
面白い構図だ。
★また今回、螢は高野と別居中の奥さんのことに共感する。
それは螢の心が外に開いてきた現れ。
高野との関わりが螢に心を外に向かわせた。
それがマコトとの恋愛になり、高野への共感となった。
★それにしても螢のリアクションって面白い。
・デートが盛り上がらなくて
→「恋愛をさぼっていた罰。デートも満足にできないなんて」
・うまくいかなかったデートの後、マコトから来たメール。高野に出ろと言われて。
→「私に死ねということですか」
・高野にセクシーポーズをして
→「くらくらしますぅ?」
・ドライブ中の質問
→「血液型は?」「好きな食べ物は?」「中学生の質問か?」
・ドライブ中、昨夜飲んだビールでトイレに行きたくなり
→「宇宙の塵になりたい」
・泥酔したマコトが家にやってきて
→散らかし上手の同居人『おたかさん』を設定。部長には「散らかし上手は君だ」と突っ込まれる。
・マコトとうまく行って
→「マコトさん」「螢さん」を連呼。自分たちを称して「出来たてのラブラブ・バカップル」
視聴者は、螢ワールドの1時間を楽しむ。
★今後の課題
ラブラブバカップルになった螢たちの次の課題は、まさに高野の指摘だ。
「彼は君が干物女であることに気づいていない。舞い上がる所などはミステリアスな魅力だと思っている」
自分のありのままの姿を見せないと恋愛など永続きしない。
それをふたりはどう克服していくか?
★追記
マコトの傍で寝ている螢を見ての高野の感想が的確だ。
「ヘビ女、カメ女、顔なし女……、でも今はただの女だ」
★追記
縁側でマコトは「タカノ」と書かれたサンダルを見たはずだったのだが、そのことに関するリアクションがなかった。
見間違いだったのだろうか?
→「タカノ」と書かれていたとご指摘をいただきました。つまり名前も偽装したということ! 恐るべし火事場のアホ力!!
★追記
内向の時代のヒロインが螢だと書いたが、ヒーローは「結婚できない男」の信介。
この作品の企画意図は「結婚できない男」の女版?
「花ざかりの君たちへ」の中津くん。瑞希のことでああだこうだと悩んでいる。
「プロポーズ大作戦」の健も。
そして、その最たるものが蛍(綾瀬はるか)。
マコト(加藤和樹)のことで勝手に悩み、自分が原因でドツボにはまっていく。
例えば、オトナの女。
オトナの女は心が広い。だからダブルデートも許す。
オトナの女はセクシーにゆーわく。だからウィンク。でも「眠いんですか?」
オトナの女の聞く音楽はボサノバ→会話が続かない。
時代は内向の時代。
自分の中で自己完結して勝手に悩んで、外にぶつかって行こうとしない。
その時代を象徴するヒロインが螢なのだ。
その内向のヒロインが「脱・干物女」でがんばるから共感を集める。
この作品の魅力はこんな所にあるのでは?
そして、この作品、螢のひとり芝居の相手役に高野部長(藤木直人)がいることがミソ。
高野部長の役回りは螢が行うひとり芝居の聞き役なのだが、これが楽しいかけ合い漫才になる。
螢がボケで部長がツッコミ。
同時に高野が螢のよきアドバイザー、行動を起こさせるきっかけになっている。
螢の様なキャラは自分からはなかなか行動を起こさないからね。
高野の様な存在が必要。
面白い構図だ。
★また今回、螢は高野と別居中の奥さんのことに共感する。
それは螢の心が外に開いてきた現れ。
高野との関わりが螢に心を外に向かわせた。
それがマコトとの恋愛になり、高野への共感となった。
★それにしても螢のリアクションって面白い。
・デートが盛り上がらなくて
→「恋愛をさぼっていた罰。デートも満足にできないなんて」
・うまくいかなかったデートの後、マコトから来たメール。高野に出ろと言われて。
→「私に死ねということですか」
・高野にセクシーポーズをして
→「くらくらしますぅ?」
・ドライブ中の質問
→「血液型は?」「好きな食べ物は?」「中学生の質問か?」
・ドライブ中、昨夜飲んだビールでトイレに行きたくなり
→「宇宙の塵になりたい」
・泥酔したマコトが家にやってきて
→散らかし上手の同居人『おたかさん』を設定。部長には「散らかし上手は君だ」と突っ込まれる。
・マコトとうまく行って
→「マコトさん」「螢さん」を連呼。自分たちを称して「出来たてのラブラブ・バカップル」
視聴者は、螢ワールドの1時間を楽しむ。
★今後の課題
ラブラブバカップルになった螢たちの次の課題は、まさに高野の指摘だ。
「彼は君が干物女であることに気づいていない。舞い上がる所などはミステリアスな魅力だと思っている」
自分のありのままの姿を見せないと恋愛など永続きしない。
それをふたりはどう克服していくか?
★追記
マコトの傍で寝ている螢を見ての高野の感想が的確だ。
「ヘビ女、カメ女、顔なし女……、でも今はただの女だ」
★追記
縁側でマコトは「タカノ」と書かれたサンダルを見たはずだったのだが、そのことに関するリアクションがなかった。
見間違いだったのだろうか?
→「タカノ」と書かれていたとご指摘をいただきました。つまり名前も偽装したということ! 恐るべし火事場のアホ力!!
★追記
内向の時代のヒロインが螢だと書いたが、ヒーローは「結婚できない男」の信介。
この作品の企画意図は「結婚できない男」の女版?