「プリズンブレイク」シーズン2 第13話「反撃開始!」THE KILLING BOX
ここにはアクション・サスペンスドラマに必要なものが凝縮されている。
★究極の選択
護送車でフォックスリバーに送られるマイケルとリンカーンは選択を迫られる。
車の横転のためトンネルで足止めされた護送チーム。
護送官は車の撤去のため護送車の外へ。
すると「護送車に置いてある手錠の鍵」「開いているトンネルのドア」。
明らかに罠だ。
それはマイケルたちを射殺するための口実。
敵はマイケルたちが手錠を外して逃げれば射殺するつもりだ。
マイケルたちは選択を迫られる。
罠と知って敢えてそこに活路を見出すか、罠に乗らず刑務所に行きサラに託された無実の証拠にすがるか。
危機における究極の選択。
これはアクション映画を面白くする。
★裏切り・内紛
困難に陥った主人公たちを助けるのは、主人公の能力や味方ばかりではない。
敵の『内紛や思惑』『裏切り』も助けになる。
まずは内紛、思惑。
敵のビル・キムはマイケルたちを刑務所に行く前に殺したいと思っている。
これが主人公を助ける綻びとなる。
ケラーマンから提案された射殺計画。
これにビルは乗る。
それが先程の横転した車の罠なのだが、結果はマイケルたちが逃げることに成功。
ビルにしてみれば「余計な思惑を抱かなければ」と後悔する所だ。
そして裏切りはケラーマン。
「レイノルズ大統領に人生を狂わされたのは俺も同じだ」と言ってマイケルたちを助ける。
敵が味方になる。
オセロの黒が白になる。
この変化がアクション映画を盛り上げる。
僕はマホーンがマイケルたちの味方になると踏んでいたのだが、どうも殺されてしまった様子。
マイケルとマホーンが組めば、頭脳としては最高なのだが。
★勧善懲悪
元刑務官のベリックは500万ドルの殺しの罪に問われ(→本当に殺したのはティーバッグ)、懲役25年を喰らう。
服役するのはフォックスリバー。
昔の部下がいるこの場所なら自分は自由に振る舞えると思って来たのだが、所長が交代。所長は今まで任されていた刑務官の権限を剥奪した。
結果ベリックは特別扱いされずに共同房へ。
まさに勧善懲悪。
また刑務官の権限が剥奪された理由が「ベリックの例があったから」
刑務官に権限を与えすぎたため、ベリックの利権・横暴がまかり通り、脱走につながったと考えた新所長。
まさに因果応報。
★その他
ティーバックは次々と殺人を行っていく。
左手の義手を手に入れるためにプールバアにいた男を殺し、昔の女の転居先を知るために郵便局の女を誘惑して殺した。
先程の「因果応報」の理屈で言えば、ティーバッグも最期を迎えるはずだが、その辺、どう描かれるか?
ここにはアクション・サスペンスドラマに必要なものが凝縮されている。
★究極の選択
護送車でフォックスリバーに送られるマイケルとリンカーンは選択を迫られる。
車の横転のためトンネルで足止めされた護送チーム。
護送官は車の撤去のため護送車の外へ。
すると「護送車に置いてある手錠の鍵」「開いているトンネルのドア」。
明らかに罠だ。
それはマイケルたちを射殺するための口実。
敵はマイケルたちが手錠を外して逃げれば射殺するつもりだ。
マイケルたちは選択を迫られる。
罠と知って敢えてそこに活路を見出すか、罠に乗らず刑務所に行きサラに託された無実の証拠にすがるか。
危機における究極の選択。
これはアクション映画を面白くする。
★裏切り・内紛
困難に陥った主人公たちを助けるのは、主人公の能力や味方ばかりではない。
敵の『内紛や思惑』『裏切り』も助けになる。
まずは内紛、思惑。
敵のビル・キムはマイケルたちを刑務所に行く前に殺したいと思っている。
これが主人公を助ける綻びとなる。
ケラーマンから提案された射殺計画。
これにビルは乗る。
それが先程の横転した車の罠なのだが、結果はマイケルたちが逃げることに成功。
ビルにしてみれば「余計な思惑を抱かなければ」と後悔する所だ。
そして裏切りはケラーマン。
「レイノルズ大統領に人生を狂わされたのは俺も同じだ」と言ってマイケルたちを助ける。
敵が味方になる。
オセロの黒が白になる。
この変化がアクション映画を盛り上げる。
僕はマホーンがマイケルたちの味方になると踏んでいたのだが、どうも殺されてしまった様子。
マイケルとマホーンが組めば、頭脳としては最高なのだが。
★勧善懲悪
元刑務官のベリックは500万ドルの殺しの罪に問われ(→本当に殺したのはティーバッグ)、懲役25年を喰らう。
服役するのはフォックスリバー。
昔の部下がいるこの場所なら自分は自由に振る舞えると思って来たのだが、所長が交代。所長は今まで任されていた刑務官の権限を剥奪した。
結果ベリックは特別扱いされずに共同房へ。
まさに勧善懲悪。
また刑務官の権限が剥奪された理由が「ベリックの例があったから」
刑務官に権限を与えすぎたため、ベリックの利権・横暴がまかり通り、脱走につながったと考えた新所長。
まさに因果応報。
★その他
ティーバックは次々と殺人を行っていく。
左手の義手を手に入れるためにプールバアにいた男を殺し、昔の女の転居先を知るために郵便局の女を誘惑して殺した。
先程の「因果応報」の理屈で言えば、ティーバッグも最期を迎えるはずだが、その辺、どう描かれるか?