第5話「罠」
★すごい!ドレス一枚でこれだけのドラマを作り上げるとは!
チュリン(パク・ソルミ)はミニョン(ペ・ヨンジュン)に言う。
「ユジンはあたしと好きになる人も同じ。あたしと同じことをするのよ」
そこでユジン(チェ・ジウ)がパーティに着ていくドレスで困っていることを聞いたチュリンはミニョンからプレゼントされたドレスを渡す。
果たしてユジンは同じ服を着てきて、ミニョンはチュリンの言葉を信じると共に
ユジンを軽蔑(「あなたのことがわからなくなった」と言う)。
チュリンはさらに攻撃する。
ドレスのことで不信感を持ったミニョンに
「誰かに似てるって言われなかった?初恋の人に似てるって言うのがユジンの恋のテクニックなの」
と言う。
果たして酔っぱらってぐでんぐでんになったユジンは「初恋の人に似ている」と言ってしまう。
このドレスの罠は他のことにも波及する。
仕事でパーティの行われているホテルにやって来たサンヒョク(パク・ヨンハ)。
ユジンのドレス姿を見る。はき慣れないハイヒールで痛がっている姿を見る。
しかもミニョンといっしょにいる時に。
ここでのサンヒョクのリアクションは
「そんな服着たことないね。初めてだ。痛い想いをしてまでハイヒールを履くんだ」
サンヒョクはユジンがミニョンのために努力してドレスアップしたと思っている。
一枚のドレスが作り上げる不信。
パーティ会場の中で、ユジンをめぐりミニョン、サンヒョク、チュリンが作り上げる緊張感。特に大きな事件や言葉のやりとりがないのに緊張感を持って人物どうしがぶつかっている。
お見事!
ハラハラドキドキはアクションシーンだけのものではない。
★あと今回素晴らしいのはサンヒョク。
ユジンとミニョンがいっしょに働いていることを聞かされるサンヒョク。
さすがに怒っているが、その理由はユジンが嘘をついたことや黙っていたことではない。
ユジンの心が揺れているから。チュンサンと重ね合わせているから。
サンヒョクはユジンの表面的でない心の奥底をとらえている。
そう言われて緊張の糸が切れたのか、ユジンもしゃべり出す。
「あの人に会うとかなしくてうれしかった」
『かなしくてうれしい』
そんな相反する感情を描いたことも見事だが、その後のサンヒョクの言葉もいい。
「僕がユジンでも同じことをした。相手が僕だからね」
サンヒョクは自分がチュンサンに勝てないことを知っている。
しかしこうも言う。
「仕事をやりながら確認しろ。あいつ(チュンサン)と違う人間であることを」
「仕事は続けろ。あいつの亡霊になんか負けない。僕は自信がある」
そして不安定なガードレールにあがってこう言う。
「人生ってこんな感じだ。手を握って。いつでも僕に掴まれよ」
おお!サンヒョク、何と大きい愛。
韓国の男性が人気のある理由がわかるな。
このストレートな発言は日本人にはなかなか言えない。
※追記
今回の小道具は何と言っても「ドレス」だが、その他にも「写真」「眼鏡」がある。
スキー場の写真のフィルムがコートに。コートはミニョンがユジンに貸したものだ。そのフィルムにはミニョンの写真が。
眼鏡は酔っぱらったユジンが眼鏡をはずしたミニョンの姿を見てチュンサンだと思うラスト。
スキー場でコートを貸したり、ミニョンが眼鏡をかけているのには全部理由がある。
★すごい!ドレス一枚でこれだけのドラマを作り上げるとは!
チュリン(パク・ソルミ)はミニョン(ペ・ヨンジュン)に言う。
「ユジンはあたしと好きになる人も同じ。あたしと同じことをするのよ」
そこでユジン(チェ・ジウ)がパーティに着ていくドレスで困っていることを聞いたチュリンはミニョンからプレゼントされたドレスを渡す。
果たしてユジンは同じ服を着てきて、ミニョンはチュリンの言葉を信じると共に
ユジンを軽蔑(「あなたのことがわからなくなった」と言う)。
チュリンはさらに攻撃する。
ドレスのことで不信感を持ったミニョンに
「誰かに似てるって言われなかった?初恋の人に似てるって言うのがユジンの恋のテクニックなの」
と言う。
果たして酔っぱらってぐでんぐでんになったユジンは「初恋の人に似ている」と言ってしまう。
このドレスの罠は他のことにも波及する。
仕事でパーティの行われているホテルにやって来たサンヒョク(パク・ヨンハ)。
ユジンのドレス姿を見る。はき慣れないハイヒールで痛がっている姿を見る。
しかもミニョンといっしょにいる時に。
ここでのサンヒョクのリアクションは
「そんな服着たことないね。初めてだ。痛い想いをしてまでハイヒールを履くんだ」
サンヒョクはユジンがミニョンのために努力してドレスアップしたと思っている。
一枚のドレスが作り上げる不信。
パーティ会場の中で、ユジンをめぐりミニョン、サンヒョク、チュリンが作り上げる緊張感。特に大きな事件や言葉のやりとりがないのに緊張感を持って人物どうしがぶつかっている。
お見事!
ハラハラドキドキはアクションシーンだけのものではない。
★あと今回素晴らしいのはサンヒョク。
ユジンとミニョンがいっしょに働いていることを聞かされるサンヒョク。
さすがに怒っているが、その理由はユジンが嘘をついたことや黙っていたことではない。
ユジンの心が揺れているから。チュンサンと重ね合わせているから。
サンヒョクはユジンの表面的でない心の奥底をとらえている。
そう言われて緊張の糸が切れたのか、ユジンもしゃべり出す。
「あの人に会うとかなしくてうれしかった」
『かなしくてうれしい』
そんな相反する感情を描いたことも見事だが、その後のサンヒョクの言葉もいい。
「僕がユジンでも同じことをした。相手が僕だからね」
サンヒョクは自分がチュンサンに勝てないことを知っている。
しかしこうも言う。
「仕事をやりながら確認しろ。あいつ(チュンサン)と違う人間であることを」
「仕事は続けろ。あいつの亡霊になんか負けない。僕は自信がある」
そして不安定なガードレールにあがってこう言う。
「人生ってこんな感じだ。手を握って。いつでも僕に掴まれよ」
おお!サンヒョク、何と大きい愛。
韓国の男性が人気のある理由がわかるな。
このストレートな発言は日本人にはなかなか言えない。
※追記
今回の小道具は何と言っても「ドレス」だが、その他にも「写真」「眼鏡」がある。
スキー場の写真のフィルムがコートに。コートはミニョンがユジンに貸したものだ。そのフィルムにはミニョンの写真が。
眼鏡は酔っぱらったユジンが眼鏡をはずしたミニョンの姿を見てチュンサンだと思うラスト。
スキー場でコートを貸したり、ミニョンが眼鏡をかけているのには全部理由がある。