★第16・17話
記憶も戻り、サンヒョク(パク・ヨンハ)も祝福して、ふたりはそのままゴールイン、ハッピーエンドと思いつつ、さらなる試練が……。
チュンサン(ペ・ヨンジュン)出生の秘密。
ふたりは兄妹?
第1・2話で作者が仕込んでおいた爆弾がここに来て爆発した感じだ。
チュンサンの自分探しはさらに続いていたとも言える。
チュンサンは自分の出生を知るに連れて悩む。
反対されても結婚しようとユジン(チェ・ジウ)に持ちかける。
一方、ユジンはそんなチュンサンの悩みを知らない。
強引だとは思いつつチュンサンの言うことに従う。
そんな関係図式で物語は進行していく。
それにしても他人が幸せなシーンを見せられるというのは……。
17話、雪で戯れるふたり。
チュンサン、そんな大きな雪の塊をぶつけて、いくら何でもひどいだろうとツッコミを入れたくなってしまう。
まあ幸せなふたりというのは大きな雪の塊を頭から落とされても幸せなんですね。
その他にもツッコミ。
おいおいふたりとも社会人なんだから仕事しろよ。
おいおいユジン、ウエディングドレスにコート羽織ってくるか?
幸せなシーンというのはほどほどにしてほしい・笑
★第18話
18話はシナリオとして優れている。
最初の海にやって来たふたり。
チュンサンにとっては最後の海だとも思っている。
ユジンは希望溢れる未来の予感に大はしゃぎしている。
そのすれ違いがいい。
例えばカメラ。
「自分を思い出させるような物は残したくない」と考えるチュンサンにユジンは「たくさん思い出作りましょう」と言って簡易カメラ。
チュンサンは自分は撮らずユジンばかり撮ろうとする。
カメラを向けられて笑わない。(ちなみに韓国では写真を撮る時「キムチ」と言うらしい)
例えば両面オモテのコイン。
いつもオモテが出るから「運命なんて怖くないわ」というユジン。
しかしふたりは運命の悪戯に引き離されようとしている。
例えばポラリスのネックレス。
落として星の部分が取れてしまった。
チュンサンには明日去らねばならない暗示の様に見える。
自分の思い出に繋がるようなものは残したくないという想いから「修理するから自分に返してほしい」と言う。
例えばケンカ。
たい焼きを買っている隙にはぐれてしまうふたり。
チュンサンが本気になって怒るシーンが彼の真剣な気持ちを物語る。
それに応えてユジン。
「はぐれても大丈夫。あなたが見つけてくれるから」
この言葉にチュンサンはどんな想いがしただろう?
そして別れの晩。
チュンサンは諭す。
「君はそそっかしいから注意しないと。考え事をしながら歩いてはダメ。断ることも覚えなきゃダメ。断った方が相手のためになることもある」
ユジンにより良く生きてもらいたいというチュンサンのメッセージ。
「私に長所はないの?」と怒るユジンと「ないよ」と答えるチュンサンの関係は高校時代を見ている様で微笑ましい。
そして夜の海のチュンサン。
彼は両面オモテのコインを海に投げる。
次にカメラを投げる。
最後にためらいながらネックレスを投げる。
せりふにしなくてもチュンサンの気持ちが伝わってくる名シーンだ。
※追記
それにしてもユジンは幸せ者だ。
チュンサンもサンヒョクもユジンが傷つくと思って本当のことを言わない。
チュンサンは「親不孝をするわけにはいかないからユジンと別れる」という伝言を残して去っていく。
サンヒョクも「ユジンと別れなければよかった。そうすれば僕が恨まれるだけで済んだ」。
ふたりとも自分が悪者になってユジンを悲しませまいとする。
本当のことを言わないことが彼女にとって幸せかどうかは議論の分かれる所だが。
記憶も戻り、サンヒョク(パク・ヨンハ)も祝福して、ふたりはそのままゴールイン、ハッピーエンドと思いつつ、さらなる試練が……。
チュンサン(ペ・ヨンジュン)出生の秘密。
ふたりは兄妹?
第1・2話で作者が仕込んでおいた爆弾がここに来て爆発した感じだ。
チュンサンの自分探しはさらに続いていたとも言える。
チュンサンは自分の出生を知るに連れて悩む。
反対されても結婚しようとユジン(チェ・ジウ)に持ちかける。
一方、ユジンはそんなチュンサンの悩みを知らない。
強引だとは思いつつチュンサンの言うことに従う。
そんな関係図式で物語は進行していく。
それにしても他人が幸せなシーンを見せられるというのは……。
17話、雪で戯れるふたり。
チュンサン、そんな大きな雪の塊をぶつけて、いくら何でもひどいだろうとツッコミを入れたくなってしまう。
まあ幸せなふたりというのは大きな雪の塊を頭から落とされても幸せなんですね。
その他にもツッコミ。
おいおいふたりとも社会人なんだから仕事しろよ。
おいおいユジン、ウエディングドレスにコート羽織ってくるか?
幸せなシーンというのはほどほどにしてほしい・笑
★第18話
18話はシナリオとして優れている。
最初の海にやって来たふたり。
チュンサンにとっては最後の海だとも思っている。
ユジンは希望溢れる未来の予感に大はしゃぎしている。
そのすれ違いがいい。
例えばカメラ。
「自分を思い出させるような物は残したくない」と考えるチュンサンにユジンは「たくさん思い出作りましょう」と言って簡易カメラ。
チュンサンは自分は撮らずユジンばかり撮ろうとする。
カメラを向けられて笑わない。(ちなみに韓国では写真を撮る時「キムチ」と言うらしい)
例えば両面オモテのコイン。
いつもオモテが出るから「運命なんて怖くないわ」というユジン。
しかしふたりは運命の悪戯に引き離されようとしている。
例えばポラリスのネックレス。
落として星の部分が取れてしまった。
チュンサンには明日去らねばならない暗示の様に見える。
自分の思い出に繋がるようなものは残したくないという想いから「修理するから自分に返してほしい」と言う。
例えばケンカ。
たい焼きを買っている隙にはぐれてしまうふたり。
チュンサンが本気になって怒るシーンが彼の真剣な気持ちを物語る。
それに応えてユジン。
「はぐれても大丈夫。あなたが見つけてくれるから」
この言葉にチュンサンはどんな想いがしただろう?
そして別れの晩。
チュンサンは諭す。
「君はそそっかしいから注意しないと。考え事をしながら歩いてはダメ。断ることも覚えなきゃダメ。断った方が相手のためになることもある」
ユジンにより良く生きてもらいたいというチュンサンのメッセージ。
「私に長所はないの?」と怒るユジンと「ないよ」と答えるチュンサンの関係は高校時代を見ている様で微笑ましい。
そして夜の海のチュンサン。
彼は両面オモテのコインを海に投げる。
次にカメラを投げる。
最後にためらいながらネックレスを投げる。
せりふにしなくてもチュンサンの気持ちが伝わってくる名シーンだ。
※追記
それにしてもユジンは幸せ者だ。
チュンサンもサンヒョクもユジンが傷つくと思って本当のことを言わない。
チュンサンは「親不孝をするわけにはいかないからユジンと別れる」という伝言を残して去っていく。
サンヒョクも「ユジンと別れなければよかった。そうすれば僕が恨まれるだけで済んだ」。
ふたりとも自分が悪者になってユジンを悲しませまいとする。
本当のことを言わないことが彼女にとって幸せかどうかは議論の分かれる所だが。