第13話「追憶」
★恋愛ドラマの王道
今回はユジン(チェ・ジウ)とミニョン(ペ・ヨンジュン)をさらに引き離す。
・ユジンはミニョンがチュンサンであることを知らない。
だから誤解がどんどん生じていく。
ユジンは「自分がチュンサンだ」と言って思い出に入ってきたミニョンのことが許せない。
・サンヒョク(パク・ヨンハ)とチェリン(パク・ソルミ)は、高校に調べに行ったユジンの邪魔をするなど、ミニョン=チュンサンであることを隠そうとする。
サンヒャクなどは「愛しているのならなぜ彼女を苦しめるのですか?彼女はチュンサンのことで10年間苦しんできた。ずっとイ・ミニョンでいて下さい」とミニョンに諦めることを説く。
・おまけにこの作品の作者はさらに意地が悪い。
ユジンとミニョンはチュンチョンの同じ学校にいるが、すれ違って出会うことはない。
ミニョンと話をしに出掛けようとするとお母さんが倒れてしまう。
花嫁衣装の試着。靴を履かせるミニョンにユジンは昔のことを思い出してドキッとするが、ミニョン=チュンサンだとは思わない。
サンヒョクの父の言葉もユジンに疑問を抱かせるが確信には至らない。
放送部の詩の朗読、「初恋の人がまた私を呼んだら、私はどうしたらいいのでしょう?」
この朗読にユジンは心揺さぶられる。
これらのことで視聴者はやきもきするわけだ。
本来結ばれるべき運命のふたりが誤解や障害で結ばれない。
恋愛ドラマの王道。
最近では「花より男子」、古くは「君の名は」(←本当に古い!)。
自分たち視聴者は真実を知っているのにテレビの中の主人公達は気がつかない。
そんな状況もやきもきを増幅させる。
★ミニョンの決断
それにしても過去の自分の記憶がないというのはどんな感じなのだろう。
ミニョンは過去の自分、チュンサンを追い求める。
ユジンとの電話でミニョンはチュンサンに暗い影があったことを知る。
今の自分とは正反対の非社交的で人間関係に無器用なチュンサン。
ユジンから見ると危なっかしくて、心から笑うことのなかったチュンサン。
母親のミヒとの会話では、チュンサンは父親を求め、ミヒを憎んでいたことを知る。
そしてユジンとの思い出。
ユジンからの手紙。
「放送部さぼったらひどい目に合うからね。塀を越える時助けてくれてありがとう。私、こんなふうに授業中に手紙送るの初めてなの。光栄でしょ?」
ユジンに吹き込んだテープ。
何度も何度も失敗して。
しかし、これらは記憶の断片でしかなく想像するしかない。
結局、彼はミニョンとして生きることを選ぶ。
彼はサンヒョクに言う。
「僕はミニョンで十分です。チュンサンの人生は諦めました」
そしてアメリカへ帰る決意。
今回はミニョンの葛藤する心を真っ正面から描いた。
ミニョンという人物をひとつ深く描いた。
これで視聴者はよりミニョンに感情移入できる。
ドラマは片一方からだけで描いたのでは片手落ちだ。
これでクライマックスに向かって一気に突っ走れる。
※追記
今回の小道具はユジンの手紙とユジンに吹きこんだテープ。
ユジンとチュンサンしか知らない物。
これらが新たなドラマの展開を作る。
「僕はチュンサンです」と口で言っても信じないが、こうした物を使えば説得力がある。
これぞ小道具の使い方。
これと同様のものとしては『靴を履かせる行為』ピアノ曲『初めて』。
★恋愛ドラマの王道
今回はユジン(チェ・ジウ)とミニョン(ペ・ヨンジュン)をさらに引き離す。
・ユジンはミニョンがチュンサンであることを知らない。
だから誤解がどんどん生じていく。
ユジンは「自分がチュンサンだ」と言って思い出に入ってきたミニョンのことが許せない。
・サンヒョク(パク・ヨンハ)とチェリン(パク・ソルミ)は、高校に調べに行ったユジンの邪魔をするなど、ミニョン=チュンサンであることを隠そうとする。
サンヒャクなどは「愛しているのならなぜ彼女を苦しめるのですか?彼女はチュンサンのことで10年間苦しんできた。ずっとイ・ミニョンでいて下さい」とミニョンに諦めることを説く。
・おまけにこの作品の作者はさらに意地が悪い。
ユジンとミニョンはチュンチョンの同じ学校にいるが、すれ違って出会うことはない。
ミニョンと話をしに出掛けようとするとお母さんが倒れてしまう。
花嫁衣装の試着。靴を履かせるミニョンにユジンは昔のことを思い出してドキッとするが、ミニョン=チュンサンだとは思わない。
サンヒョクの父の言葉もユジンに疑問を抱かせるが確信には至らない。
放送部の詩の朗読、「初恋の人がまた私を呼んだら、私はどうしたらいいのでしょう?」
この朗読にユジンは心揺さぶられる。
これらのことで視聴者はやきもきするわけだ。
本来結ばれるべき運命のふたりが誤解や障害で結ばれない。
恋愛ドラマの王道。
最近では「花より男子」、古くは「君の名は」(←本当に古い!)。
自分たち視聴者は真実を知っているのにテレビの中の主人公達は気がつかない。
そんな状況もやきもきを増幅させる。
★ミニョンの決断
それにしても過去の自分の記憶がないというのはどんな感じなのだろう。
ミニョンは過去の自分、チュンサンを追い求める。
ユジンとの電話でミニョンはチュンサンに暗い影があったことを知る。
今の自分とは正反対の非社交的で人間関係に無器用なチュンサン。
ユジンから見ると危なっかしくて、心から笑うことのなかったチュンサン。
母親のミヒとの会話では、チュンサンは父親を求め、ミヒを憎んでいたことを知る。
そしてユジンとの思い出。
ユジンからの手紙。
「放送部さぼったらひどい目に合うからね。塀を越える時助けてくれてありがとう。私、こんなふうに授業中に手紙送るの初めてなの。光栄でしょ?」
ユジンに吹き込んだテープ。
何度も何度も失敗して。
しかし、これらは記憶の断片でしかなく想像するしかない。
結局、彼はミニョンとして生きることを選ぶ。
彼はサンヒョクに言う。
「僕はミニョンで十分です。チュンサンの人生は諦めました」
そしてアメリカへ帰る決意。
今回はミニョンの葛藤する心を真っ正面から描いた。
ミニョンという人物をひとつ深く描いた。
これで視聴者はよりミニョンに感情移入できる。
ドラマは片一方からだけで描いたのでは片手落ちだ。
これでクライマックスに向かって一気に突っ走れる。
※追記
今回の小道具はユジンの手紙とユジンに吹きこんだテープ。
ユジンとチュンサンしか知らない物。
これらが新たなドラマの展開を作る。
「僕はチュンサンです」と口で言っても信じないが、こうした物を使えば説得力がある。
これぞ小道具の使い方。
これと同様のものとしては『靴を履かせる行為』ピアノ曲『初めて』。