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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

正義の味方 第2話

2008年07月17日 | 学園・青春ドラマ
★槙子(山田優)の良村(向井理)獲得作戦。
 作戦はことごとく失敗?と思いきや……。

 オセロゲームに例えると●●●が物語後半で○○○にひっくり返る。
 そんな物語手法。

 良村は槙子の行動を次の様に解釈する。
・コンサートで爆睡→仕事でがんばって疲れているんだ。
・戦場の子供たちの写真展で足を踏まれてブランド靴が台なしになったことで涙→戦場の子供たちに涙している。
・海でゴミを捨てた人にクレイムまがいの意見→しっかり意見を言う人だ。
・仕事をさぼるために課長を病院に行かせる→結果、課長の腫瘍が発見され感謝される。
 戦場の子供たちとゴミを捨てた人への意見が後でプラスに働くことは予想できたけど、コンサートと病院のことまでがそうなるとは!
 この作品、やはりアイデアがすごい。

 槙子の手に落ちた良村に姉の正体を告げに行く容子(志田未来)のシーンも見事に裏切っている。
 「姉は……(悪魔です)」と言う所が「姉をよろしくお願いします」に変わる。
 良村がダマされることより姉が結婚して早く家を出ていってくれる方を優先したのだ。
 実に人間らしい。
 
★ジェットコースター・コメディ
 この様にこの作品、実にスリリングだ。
 アイデア満載でどこに時限爆弾が仕掛けられているかわからない。
 コンサートで寝たことや課長に病院行きを勧めたことまでが爆発する。
 ジェットコースターに乗っているかの様。
 テンポは速いし、容子は走りまわってるし。

 ただしジェットコースターに乗りっぱなしだと観客は疲れてしまう。
 悪魔の姉に翻弄される妹のパターンも繰り返されると辟易してしまう。
 全10話すべてがそれだったら逆にすごいけど。
 容子が槙子の弱みを握って逆襲するみたいな展開があるとメリハリがつくのだが、その辺今後どう描かれるか注目だ。


コメント
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