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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

学校じゃ教えられない! 第3話

2008年07月30日 | 学園・青春ドラマ
★レイ(加藤みづき)の妊娠。
 難しいこの問題をどう解決するんだろうと見ていたら『中絶』。
 レイは相手の男には捨てられて傷つくが、静也(前田公輝)たち仲間が来て……という結末に。
 コメディで1話完結のスタイルでは仕方がないと思うが、安易に中絶してしまったことが引っかかる。
 視聴者は「14才の母」や「金八先生」を見て命の大切さや悩む主人公を知っているから。
 『デキちゃった』と書くと軽く見えるが『妊娠』は扱うのに難しいテーマなのだ。

 舞ちゃん(深田恭子)のコメントもイマイチ。
 「セックスは遊びじゃないの、責任のあることなの」
 これって『学校で教えていること』。
 保健や性教育でこれらのことを教師は言っているはず。
 その後のコメント(「失敗は素晴らしいこと、そこから学べるから」「過去を乗り越えて、前に進むことが大事」)で何とかメッセージに形がついた。
 「失敗は素晴らしいこと」「前に進むことが大事」も使い古された言葉ではあるが。
 
 今回は『妊娠』という難しいテーマを扱ったため物語としてはイマイチ。
 次回はDVか。これも流行り?
 ただし学校が抱える問題を「受験」以外の切り口で扱っていく姿勢には好感が持てる。
 全体を貫くストーリーである社交ダンスのエピソードももっと見てみたい。
 ダンスは男女の体が触れ合う行為ですからね、思春期を生きるキャラクターたちのリアクションが見られる。
 この方が『青春時代の性』というこの作品のモチーフが活きる気がする。


コメント
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