goo blog サービス終了のお知らせ 

平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

コード・ブルー 第3話

2008年07月18日 | 職業ドラマ
★今回は6エピソード

・藍沢(山下智久)は55階から転落して助かったわがまま男を担当。
・恵(新垣結衣)は息子と対話する女性担当。
・美帆子(戸田恵梨香)は腫茎捻転の女弁護士を担当。
・藤川(浅利陽介)はストーカー男担当。
・黒田(柳葉敏郎)は別れた奥さんと息子の再会話。(←ナースあおい)
・そして4人で手術対応する泥酔男。

 海外ドラマ「ER」を意識したのだろうが、これでは散漫になる。
 その理由は彼らが自分自身の力で問題解決していないからだ。
・藍沢の場合はわがまま男をナースのはるか(比嘉愛未)が一喝。
・恵は患者さんが息子と話す理由を話してくれる。
・藤川はおならでストーカー男は離れていってしまう。
 いずれも事実の羅列でドラマになっていない。大して闘っていない。

 ドラマになっているのは美帆子のエピソードと4人で手術するエピソードだ。
 これは闘っている。
 美帆子の場合は弁護士と職業に対するプライドで共感。
 医者も弁護士も他人の不幸をネタにしてお金を稼ぐ商売。成功すれば感謝され、失敗すれば恨まれる因果な商売。
 だがそんなダーティな面を含めて仕事に誇りを持っているふたり。
 「苦しんでいる人のため」「弱者のため」と言ったきれい事で結びつくよりかっこいい!美帆子らしい。
 また4人の手術シーンでは、命のために力を合わせて闘う4人を描いてドラマにした。

★さて総評
 エピソードを多くしてスピード感と緊迫感を出したいのだろうが、描ききれないのならエピソードをしぼった方がいいのでは?
 ドクターヘリに乗ることがこの作品のウリなのにそれがないのも気になる。

 また藍沢達フェローという立場の医者はどんな医者なのだろう。
 開腹をしたことがないなんて。
 彼らは新人医師?救急でそれなりの実績を積んだ医師だと思ってた。
 だとしたら新人に当直を任せるのはまずいでしょう?
 設定自体がよくわからなくなってきた。
 人物設定を一回整理した方がいいと思った1話だった。
 人気役者を使っていてもキャラクターが立っていなければ、彼らの魅力が引き立たない。
 役者さんもどう演じていいのか迷っているのでは?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする