「誰にも言えない…秘密の顔」
おしゃれなのは次のシーンでしたね。
『大学の研究室で弟と話している西名亘(生瀬勝久)。
もうこんなことはやめろと叫んでいる。
そこへアリバイ確認のためにやって来る絵里子(天海祐希)と花形(溝端淳平)。
絵理子たちが研究室に入って来ると西名の弟の姿はない』
見ている者は当然西名弟がどこかに隠れていると思いますよね。
当然、絵理子たちが帰った後に弟が戸棚から出て来るみたいな説明シーンが描かれると思う。
しかしそういったシーンは出て来ない。
見ている者はもやもや感を抱く。弟はどこに隠れていたのか? あるいはどこに逃げたのか?
しかしそれがクライマックスの意外な犯人像に繋がっている。
犯人がこうだったから、あのシーンで弟が消えたのかと視聴者は後で納得する。
犯人像はある意味使い古されたもので意外性はありませんが、こういうシーンを挿入されると嬉しくなる。
プロの技を見た感じ。
その他絵理子が見破った<左利きのマウス>や<足を引きずらずに歩いていく犯人の防犯カメラの映像>も見事。
こういうディティルが効いているから面白くなる。
ただし刑事側の心情描写はイマイチですね。
今回は花形にスポットライトを当てたのでしょうが、手錠をはめるのをためらう花形の葛藤がイマイチ伝わってこない。
同じチームものの刑事ドラマ「ハンチョウ」なんかの方が刑事側の葛藤する心情がきっちり描けている。
刑事側の心情をいかに描くかは刑事ドラマの今後の課題ですね。
おしゃれなのは次のシーンでしたね。
『大学の研究室で弟と話している西名亘(生瀬勝久)。
もうこんなことはやめろと叫んでいる。
そこへアリバイ確認のためにやって来る絵里子(天海祐希)と花形(溝端淳平)。
絵理子たちが研究室に入って来ると西名の弟の姿はない』
見ている者は当然西名弟がどこかに隠れていると思いますよね。
当然、絵理子たちが帰った後に弟が戸棚から出て来るみたいな説明シーンが描かれると思う。
しかしそういったシーンは出て来ない。
見ている者はもやもや感を抱く。弟はどこに隠れていたのか? あるいはどこに逃げたのか?
しかしそれがクライマックスの意外な犯人像に繋がっている。
犯人がこうだったから、あのシーンで弟が消えたのかと視聴者は後で納得する。
犯人像はある意味使い古されたもので意外性はありませんが、こういうシーンを挿入されると嬉しくなる。
プロの技を見た感じ。
その他絵理子が見破った<左利きのマウス>や<足を引きずらずに歩いていく犯人の防犯カメラの映像>も見事。
こういうディティルが効いているから面白くなる。
ただし刑事側の心情描写はイマイチですね。
今回は花形にスポットライトを当てたのでしょうが、手錠をはめるのをためらう花形の葛藤がイマイチ伝わってこない。
同じチームものの刑事ドラマ「ハンチョウ」なんかの方が刑事側の葛藤する心情がきっちり描けている。
刑事側の心情をいかに描くかは刑事ドラマの今後の課題ですね。