平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ブラッディ・マンデイ 折原マヤの魅力爆発!

2010年01月24日 | 推理・サスペンスドラマ
★この作品は何と言ってもエロテロリスト・折原マヤ(吉瀬美智子)ですね。
 登場シーンのカット割り、カメラアングルからして、スタッフの愛情が違う。
 こんな凝った撮り方をされているのはマヤだけ!何という嬉しい不公平!
 朝田あおい(藤井美菜)も水沢響(黒川智花)も妹・遥(川島海荷)も可愛いけど、やはりマヤ先生の妖艶さにはかなわない。
 同じオトナの女性のサード・アイの南海かおる(芦名星)も格闘訓練のシーンがあったけど、その他は普通の撮り方。

 大体、ビルの屋上で九条音弥(佐藤健)から携帯を奪う時、ああいうふうにやるだろうか?
 背中に体を押しつけて、胸から下半身に手を下ろしていく?
 普通なら銃を向けて「携帯を出しなさい!」でいい。
 脚本家さんもマヤ先生のファン?

 そう言えばマヤは撃たれて血を流して死んだように見えましたが、僕は絶対死んでないと思いましたね。
 これだけスタッフに愛されているマヤを死なせるはずがない。
 現に生きていたし。(おそらくは敵の目をごまかすためにわざと撃たれて死んだふりをしていた)

 というわけで、この作品の隠れた主役はマヤ先生。
 
★それから、この作品の女性配置はかなり男性視聴者を意識している。
 高木藤丸(三浦春馬)を取り巻く女性達。
 同年齢のヒロイン役としてのあおいと響。(あおいは死んでしまったので、今後は響きがその役割を果たすのだろう)
 妹役で守る対象としての遙。
 年上の頼れるお姉さんとしてサード・アイの南海がいて、さらに敵か味方かわからない峰不二子のようなマヤがいる。
 この女性配置は完璧だ。さすが少年マガジン連載。

★物語としては海外ドラマを見ていると少し物足りない。
 完全に「24」を意識しているのはわかるし、刺青の女が銃を持って追いかけまわすのは完全に「ターミネーター サラ・コナークロニクルズ」のパクリ。
 映像的にも安っぽさを感じる。
 ただ、そんな中、唯一勝っていて、この作品独自性を感じるのがマヤのシーン。
 いっそのこと、マヤ先生を主人公にしたらどうでしょう。
 皮肉でも何でもなくきっと新しい作品になります。

※追記
 以下のエピソードは面白かった。
・ネット上での違法行為を壊滅させていた謎の男が藤丸だったこと。
・飛行機のCAがテロリストだったこと。
・今回のメインのドラマである、あおいの死を誤魔化して藤丸に作業させたこと。
 こういうふうに視聴者の予想をどんどん裏切ってくれるといいのだが。

※追記
 以下のせりふ、行動には疑問。
・政府が航空機撃墜を決めた時のパイロットのせりふ。
 「政府は私達の命を何とも思っていないのか?」
 パイロットならハイジャックなどで犠牲になって死ぬ可能性があることは覚悟しているはず。もしせりふにするなら、乗客のことを気にかけるせりふにすべき。
・霧島悟郎(吉沢悠)がJ(成宮寛貴)を核爆弾といっしょに飛行機から突き落とそうとするのもどうか?
 怒りや感情に任せて、そんなことをするのは捜査官としてあまりにも子供っぽい。


コメント (4)
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