平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

オードリー 春日さんのリアクション下手

2010年01月27日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 ロンドンハーツ(1/26)『お願い熟女!』
 前半にオードリー春日さんのドッキリがあったため、その<リアクション下手>が気になってしまった。

 バラエティ番組だけでなく、ある意味、生きるとはコミュニケーション。
 ふられた言葉に対して楽しく受け答えが出来れば、会話がはずむし場も盛り上がる。
 だが、答えが硬かったりたり、閉じてしまっていたら、会話はたちまち収束してしまう。
 春日さんの場合はその傾向がある。
 わりとコメントが当たり前。
 「すごいですよ」「感激しました」「くそ~っ」
 誰でも出来るコメントで春日さんらしさが出ていない。
 これでは会話が広がらない。
 アンタッチャブル・山崎さんのように上手いリアクションが出来れば、さらにツッコまれて会話のテンションが相乗的にあがっていく。

 <春日>というキャラクターを演じなければならないこともあり、春日さんはツッコミづらいんですよね。
 僕はその無器用さ含めて大好きですが、今まで使ってきた節約家ネタ、アパートネタがなくなったら、次に何を話すかは課題。
 春日さんとしては<熟女ネタ>で勝負したいようだが、トークとしては、秋山さん(ロバート)、ウド鈴木さん(キャイーン)の方が勝っていた。

 そして唯一、春日さんの良さを引き出してツッコめるのは相方の若林さん。
 相方なので当然なのですが、春日さんの無器用さをうまく笑いにしている。
 子供みたいな顔をしてやはり若林さんはただ者ではない。頭がいい。

 芸人が消費される時代。
 その生き残りは熾烈だ。
 自分を知ることと戦略が大いに問われる。
 そしてどう番組を利用するかも。
 狩野英孝さんの50TAなんかは「ロンドンハーツ」を上手く利用した例ですね。


コメント (2)
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