EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

近鉄けいはんな線

2007年07月11日 | 近畿

060422keihanna7104  近鉄けいはんな線は生駒~学研奈良登美ヶ丘間開業後1カ月後に乗り潰ししている。同線の前身とも言える近鉄東大阪線には学生時代に乗り潰ししており、大阪市交中央線と合わせて乗っている。近鉄奈良線で生駒へ出て、生駒から東大阪線に乗り、中央線を抜けて堺筋本町へ出て堺筋線経由で茨木市まで帰るルートやその逆ルートで何度か乗っている。いつ乗っても昼間は空いているという印象で、最近こそ徐々に利用者が増えてきている印象はあるものの、近鉄奈良線と比べるとやはりあまり乗っていない印象だ。近鉄奈良線のバイパスルートとして開業し、けいはんな学研都市への足として機能し始めては来ているが、如何せん通勤以外では乗り入れ先の中央線がビジネス街を貫いているだけの路線のため、魅力に乏しいところもあり、大阪のミナミへ乗り入れる奈良線に比べると見劣りする印象がある。学研都市の計画も中途半端で開発が延々遅遅として進まないが、けいはんな線もそれに合わせるかのように学研奈良登美ヶ丘までの延伸はしたものの、それ以遠への延伸の計画は今のところ白紙状態だし、生駒以西での急行運転なども計画として挙がることはあっても実現する方向にはなかなか動かないし、こちらも延々遅遅として利用者が増えていかない状況にある。景気は回復してきたものの関西の景気回復は遅れており、阪神大震災以降東京との経済格差が広がるばかりの現状では京阪奈学研都市の発展もなかなか期待できる状況にはない。同士討ちにはなるが、近鉄奈良線のガス抜きとして、生駒以東で奈良線と相互に直通できる集電システムの開発などを行い、何とかけいはんな線の起爆剤となるようしていかないと莫大な建設費をかけて路線を造った意味がなくなるのではなかろうか?