07年7月21日午前中に福島交通を雨の中乗り潰し、福島発12時54分の山形線普通電車で赤湯へと向かう。山形線には新幹線で一度乗車していたが、普通列車で乗るのは初めてだ。板谷や峠など興味深そうな駅があったが、時間と次の電車がないので下車を断念して米沢まで乗り通す。米沢までは719系だったが、米沢で701系に乗り換えて赤湯へ。どちらの標準軌仕様の車両でよく飛ばすが、車内などは何ら狭軌の車両と変わらない。赤湯からは山形鉄道で荒砥までの乗り潰しとなる。待ち時間に駅構内で山形新幹線つばさの撮影を行い時間を潰す。天気が良ければ山形鉄道乗り潰し後に赤湯近辺の田園地帯に繰り出して撮影をしようかと思っていたが、生憎の天気のため撮影は断念して早々に山形の宿に引きこもることにした。
山形鉄道は単行気動車での運転で、車内は小さな子供連れのお母さんの姿が目立ったが、赤湯出発時点ではかなり空いていた。混みだしてきたのは宮内を出たあたりからで、下校の高校生が大挙して乗り込んできた。今泉では米坂線との連絡がないためか、思ったほど乗り降りはなく、宮内からの高校生をなんぼか降ろす程度であった。南長井でまた高校生が大挙して乗ってきて、長井で案外乗り降りがなく、そのまま降りていく一方で終点の荒砥に到着した。荒砥は立派な駅舎があり、委託と思われるおっちゃんが集札業務とか駅に併設された資料館の管理をしているようだった。駅には紅花の植木があちこちにあり、黄色や紅色?の紅花が鮮やかに咲いていた。
荒砥からは芸もなくそのまま赤湯まで折り返し山形鉄道に乗った。荒砥からの乗車は少なかったが、長井から大量に乗ってきて、南長井から下り同様高校生が大量に乗りこんできた。今泉では米沢線上りと連絡していたこともあり、高校生の下車が目立った。宮内でも下り同様の乗降があり、終点赤湯では山形線乗り換えは少なく、赤湯下車が多かった。赤湯では山形新幹線上下列車を見送って、普通電車で山形まで行き、山形では即効宿に引きこもり、前日からの疲れを癒して次の日に備えた。