EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR和田岬線

2007年09月05日 | 近畿

070602sanyo103r12  JR和田岬線は01年8月1日に乗車している。この時は既に電化されており103系が走っていた。午前中にSL北びわこ号を撮りに長浜まで行って、夏休みで超~満員の新快速に乗って姫路まで行き、姫路からこれまた超~満員の山陽本線普通に乗って上郡で降りて、智頭急行、山陽本線普通の撮影などをして、夕方近くに兵庫まで戻り、和田岬線の乗り潰しをした。この頃は当ホームページEXPRESS&メインターミナルの黎明期(大げさな表現だが)とも言える時期で、とりあえず近畿圏の鉄道を書き下ろしていくというのを目的にしていたので、その飾りとして各線の写真を搔き集めていたので、全国的な乗り潰し活動など眼中になく、近畿圏制覇に向けてのみ動いていた時期だ。その中で未乗の和田岬線に乗り、HP作成の一助としている。和田岬線は通勤時間帯にしか走らない路線で、土休日は極端に本数が減るということで、学生時代平日は通勤時間帯にバイトをしていたこともあり、乗る機会に恵まれなかった。当時は非電化で近畿圏では珍しいキハ35が走り、それ以前は客車列車が走る名物路線だったが、名物が走っている時代にはついぞ乗ることができなかった。10年ほど前までは近畿圏にも結構希少価値の高い列車が残っていたように思うが、ここ10年で消えて行ったものが多いように思う。全国的に見れば103系自体がそのうち近畿オリジナルの車両かと言われるのではないかという状況になっており、本線系に残る485系やキハ181系も既に天然記念物と化しており、物珍しい列車はなくなったが、物珍しくなかった古い国鉄車両が周辺状況の変化により物珍しい列車になったというのが近畿圏のおもしろ列車事情と言えよう。そんな中物珍しくもなかった103系が物珍しくなりつつある現状で、103系がしばらく走り続け、たまに207系が入ったりする和田岬線は相変わらず近畿圏の名物路線であり続けていくと思われる。