EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

大阪市交中央線

2007年11月02日 | 近畿

060422cyuo2635  大阪市交中央線は長田を大阪港を結ぶ路線だったが、大阪港からコスモスクエアの間も中央線に組み込まれ、大阪のベイエリアと呼ばれる地区をコスモスクエアで連絡するニュートラムとともに走っている。この路線のイメージは交通科学博物館から見える高架を走るボロい地下鉄だ。幼少のころ交通科学博物館に行った時に見る印象が強く残っているのだが、新御堂と並行して走る御堂筋線と言い、阪急京都線を走る堺筋線など地下鉄も地上を走るのが当たり前というイメージを持つ路線の一つだった。地上を走らない地下鉄もあると気づくのは随分後になってからのことだ…気づくのが遅いわいというぐらいだったかも(^^;)見るのは見ていたが、実際に中央線に乗ったのはおそらく遠足で大阪城公園に行った時に堺筋本町から森ノ宮までの区間が初めてだったと思う。この頃はまだ大阪城公園駅が開業していなかったので中央線に乗ったのだと思うが、記憶は定かでない。その後はあまり乗る機会もなく、高校時代に漸く海遊館へ行くために大阪港まで乗車したぐらいだ。後の区間に乗ったのは学生になってからだ。学生時代に乗り潰しというより暇つぶしに堺筋本町から生駒まで中央線~東大阪線を乗り継いで行き、帰りは近鉄奈良線で帰るというルートでとりあえず全線を完乗した。コスモスクエア方面へも開業してしばらくしてから乗りに行ったが、当時OTSという別会社が大阪港~コスモスクエア間を運行しており、梅田からATCのあるトレードセンター前まで480円という暴利な運賃を取られ、貧乏学生だった私はこんなところ2度と来るかと思い、往復960円を払って梅田まで戻った。2度と来るかとは思ったものの就職活動や社会人になってからは結構トレードセンター方面へ行くことが多くなり、悪いなりに親しんでいる路線でもあった。今は中央線に編入され、運賃も若干下がって比較的トレードセンター方面にも行きやすくなった。WTCに大阪市の主要機関が移転してきたり、地下鉄の運賃値下げなどもあって、最近トレードセンター前近辺は昔よりも人が集まるようになってきている。東京の臨海部に比べるとまだまだだが、大阪も俄かに活気づいてきているのかなと感じるところだ。