EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR磐越西線

2008年07月17日 | 東北

040811banetsusai455s24  04年は乗り潰しに躍起になり始めた年元年だった。この夏は初の東北遠征を実行した年でもある。それまでは北海道、九州、四国などの遠方を中心に回っていたが、四国や九州より遠方の東北に関してはワイド周遊券が廃止されたこともあり、遠いだけのイメージが残り全く遠征する気すらなかったぐらいだった。それがある程度北海道や九州の乗り潰しに目処が立ち、東北平定へ向かう時が来たというような大げさなものではないが、私なりに機が熟したということで東北へ向かうことにした。

 まずは福島県から攻めるということで、盆休みに急行きたぐにで新津入りして、新津から磐越西線、磐越東線を乗り継いで、浜通りへと出るルートを選んだ。新津で幸先よくばんえつ物語のSLを見て、キハ110系快速あがのに乗って、いざ会津若松へ。しばらく日本有数のコメどころである新潟平野を突っ走り、あとは阿賀野川に沿いながら山越えをする道中だった。お盆休みということもあり、利用者は結構多かったように記憶している。新津から会津若松までかぶりつきの道中は少々疲れたものの、なかなか景色のよい道中だった。

 会津若松では乗り継ぎ時間が少なく、観光する間もなかった。在りし日の455系快速ばんだいで郡山に出る。ここもかぶりつきでかつての“急行電車”の走りを堪能する。会津若松までの道中よりもさらに山越えの様相が強い感じがした。磐越西線の東部は想像以上に山越えがきつい路線という印象になった。郡山までの利用は多く、郡山手前では立ち客も出る盛況だった。