EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR釜石線

2008年07月28日 | 東北

040813kamaishi100132  再び04年夏の東北遠征記を…。04年8月12日に郡山から東北本線を延々と北上して、その日は盛岡に宿泊した。まだできて間もない小奇麗な東横インに泊まったが、後に05年に北海道遠征の帰りに東北地方の大地震に遭い、東北新幹線が1日運休した日に盛岡で足止めを食らい、以前泊まったということで東横インにその日空きがないかどうか聞きに行って満室ですとそっけなく断られた印象の方が強い。8月13日にホテルをチェックアウトして、岩手県内のローカル線巡りに出かける。三陸地域の路線乗り潰しの開始である。

 当時すでに快速に格下げされていた陸中に乗って、まずは釜石を目指す。急行車仕様のキハ100に乗り込み、ほどほどの乗車率の中、前日に北上した東北本線を南下して、花巻から進路を逆向きにとり、釜石線に入る。ここまでは大した乗車率でもなかったが、次の新花巻から新幹線からの乗り換えの帰省客が大挙して乗り込んできて、車内はどえらい混雑に。とりあえず遠野で一旦降りて、レンタサイクルで観光じみたことをして、河童を探しに走り回った。河童を捕獲するには至らず、愛らしいカッパのちっちゃな人形を買って、再び釜石線に乗る。今度は普通列車で、普通車仕様のキハ110系だった。先に乗った快速ほどの混雑ではなかったが、それでも帰省客で車内は混み合っていた。各駅にはエスペラント語の愛称が付けられており、同語を作中でよく使っていた宮沢賢治ゆかりの路線という印象を受ける。鉄の町釜石のイメージがある終点釜石は小奇麗な駅で、鉄のイメージとはかけ離れた感じがする駅だった。ここからは宮古線に入り、秘境岩泉を目指すことになる…つづく