京橋から神戸三宮まではJR移動が一般的か?と思いながら3DAYチケットは当然ながらJRでは使えない(JRで使えればお得感がさらに増すのだが、ICカードでの実現に期待!!)ので、京阪~地下鉄~阪神で移動する。梅田から珍しく1000系直通特急に乗車する。高校野球開催中とあって車内はそれなりに混みあっているが、前の方へ行き席を確保した。席は確保したものの真ん中の席で、三宮まで一眠りしたい私としては若干不満な席だった。車内で一眠りする時、頭をもたげて寝る体制を取るため基本ロングシートの場合戸袋付近が良いのだが、あいにく混み合っていたので、真ん中の席についた。どうしても眠たくて窓に頭をつける形で眠る体制に入ったが、加速する度に窓が異様にガタつき眠るどころか頭をぶつける形になり、非常に不快な30分だった。1000系は新しい車両だが、出来としては当初からいまいちというのが私の評価だ。
三宮到着後はポートライナーを撮り潰しにかかる。この時期神戸空港利用者も多いが、南公園周辺の施設へ向かう家族連れでなかなか車内は賑わっていた。それにしてもポートライナーは新型の2000系が増えて8000系が減っていることを実感する。ポートライナーをぐるぐる回り、三宮に戻って三宮からはJRで住吉へ移動。続いて六甲ライナーの撮り潰しをする。ポートライナーに比べて直線が多い六甲ライナーはそれなりの速度で走る印象があるが、先日乗ったゆりかもめの方が速いようにも思える。関西の地下鉄や新交通は案外遅い印象を受ける。六甲ライナーはポートライナーに比べて住宅地とJR、阪神を結ぶ路線という印象が強いが、終点のマリンパークにはプールなどがあり、それなりに集客施設も持った路線なのだろう。魚崎より住吉での乗り降りが多いのはそれだけJRの支持率が高いという現れか・・・住吉に快速を停車させるのが早かったJRに対して阪神の対応が遅かったのが今となっては致命傷となっているのだろう。
六甲ライナーから再び阪神に戻り、途中2000系特急が高校野球の看板付きで運転されているのを見たので尼崎でそれを撮り、暇つぶしになんば線を抜けて鶴橋へ行き、しばし撮影の後、環状線で京橋へ出て、夕方の京阪を撮るべく西三荘へ移動する。光線状態が悪いのは承知で西三荘へ出向いたが、曇り空のため光線状態もへったくれもなく光線よりも露出の方が気になる天候だった。夕焼けの中を走る通勤列車を撮影したかったのだが、希望は叶わず曇り空の中快速特急や特急三条行きなどを撮って、8000系普通と3000系区間急行を撮影してモノレール経由で撤収した。9月12日からはダイヤが変更されるのでこのダイヤの記録も貴重なものになるので天候はともかく満足行く撮影となった。