8月14日はさすがに私鉄はどこもみな土休日ダイヤとなっているので、ここは平日ダイヤのJRをということでJR神戸線に出向いた。本来であれば平日しか走らない直通快速を撮りに環状線や阪和線に行きたいところだが、昨春散々撮っているので、趣を変えてJR神戸線へ行くことにした。目的は神戸以西の列車線を走る快速の撮影。舞子、垂水、須磨を通過する快速はある意味貴重なので押さえておきたい。また、神戸駅1番線に止まり新快速を待避する快速の模様もとらえたいので、西の舞子から順に撮影することにした。阪急~山陽で舞子まで移動して舞子からJR神戸線に入る。舞子、垂水、須磨、須磨海浜公園と渡り歩き、最後に神戸駅で撮影して撤収する。お盆の割には電車の方は結構な乗り具合でラッシュ時の混雑には程遠いものの、土休日ダイヤだと混み合うのではないかという乗りだった。とりわけ普通電車は結構な乗り具合で、舞子、垂水、須磨の3駅を快速が通過する分普通に乗る人が多いということなのだろうか。本来であれば神戸で転線して神戸以西では電車線を走る快速が欲しいところだが、普通電車4分毎のダイヤを崩すわけにも行かないので、やむなく明石~兵庫間ノンストップの快速を設定しているのだろう。新快速から逃げ切るために223系が優先的に運用されており、221系が列車線を爆走する姿はほとんど見られなかったが、神戸で撮った最後の列車線快速は221系だったので、神戸で撮れた収穫はあったものの爆走する221系を撮りたかったという思いもあり、少々複雑な思いで撤収した。外側線を爆走する221系は京都線で数多く見られるので、それはそちらの機会に譲ることにするということで納得して大阪へ戻る。一汗かいたので帰りに岸辺の極楽湯で汗を流すことにして、とりあえず岸辺へ行き、良い時間帯をいいことに日本海を撮影してさらに一汗かいて一風呂浴びに行った。昨今天然温泉流行りで、あちこちにこの手の銭湯のような温泉のような施設が増えてきているが、朝から結構流行っていることに驚いた。実は12日の夜にも一汗かいたので一風呂浴びに同所へ来たのだが、思いのほか流行っていることに驚いている。内風呂が当たり前の時代に銭湯が消えていき、風呂と言えば内風呂か、温泉かという時代になっていたが、今や銭湯並みの気楽さが売りの天然温泉が流行っているのだから何が流行るのかわからない時代だ。狭い内風呂に飽きた人やたまにはゆっくり風呂に入りたい人が気軽に楽しめる温泉というのが天然温泉のコンセプトなのだろうか?こういった一旦衰退した商売が何かをきっかけに再興するのを見ると夜行列車のほうも一旦消滅して、また違った形で復活することも考えられるのではないかと思ってしまう。時代は繰り返される・・・という言葉を信じるならあり得ない話ではない。