マスメデイアへの警戒心を強く持つべきです! 投稿者:松代理一郎 投稿日:2009年10月17日(土)03時31分57秒
戦後アメリカの日本占領の文化政策に”3S政策”(スポーツ、セックス、スクリーン)を取ったと聞いています。今も基本は変わってない気がします。古来の日本文化に根ざした思考ではなく、享楽的で、即物的な情報でまぶされた短絡思考に日本国民を誘導しようとしている気がします。
マスメデイアの偏向振りは目に余るものがあります。メデイアと言うからには、国民と政治(政府等執行機関)の間の情報を媒介する役目が大きい筈ですが、今は、国民へも、政治へも、故意にゆがめた情報を媒介し、”民主党政権つぶし”に誘導しているとしか見えません。本当に、マスメデイア(新聞や、TV報道)の情報にまみれていると、”民主党政権の政策の実現は、一体どうなっているのだろうか?”と実態が見えづらくて不安になることがたびたびあります。
一方、民主党政権の議員諸氏や関係者も、国民の実情や意思、感触が、マスメデイア報道に多くを頼っていれば、非常に見えづらくなっていると思えます。このような状況は、”
悪徳ペンタゴン”の思う壺のはずです。(と言うよりも、周到な仕掛けが成功しつつあるということです)
今年3月に、西松建設事件で”小沢氏秘書が国策逮捕”され、民主党内に動揺が奔り、一部議員に分裂の危機もありましたが、マニュフェストをベースに団結することで、逆に結束が固まり、政権交代の実現へとなりました。この時に、大きな力になったのが、選挙運動と絡めての国民との”日常的会話””オープンでフェアな情報の交換”だったと思います。マスメデイアに操作される情報に惑わされることなく、殆ど”ブレのない国民の意思”を直接に聞き、しっかり受け止める姿勢が、民主党が一丸となるエネルギーの源泉だったはずです。我々もインターネットメデイアやブログ、フリーランス記者の情報で、事実、真実も基づく思考と情報交流を行って、政権交代の流れを支える世論を喚起して、応援することが出来ました。
今、民主党は、マスメデイアに対抗する、もっとも大事な独自のメデイア網(インターネットメデイアやフリーランス記者情報)との情報交流をないがしろしたままに、なっています。マスメデイアの情報独占と国民誘導の情報操作を許す、”記者クラブ”主導の政府・官庁会見を容認したままです。選挙中に比べたら、マスメデイアが邪魔をして、民主党と国民の間の距離が大きく開きつつあります。民主党は、真のメデイア応援団との連携を強め、国民へのプロパガンダをしないと、簡単に足を救われかねないと思います。そういう意味で、”記者クラブ”以外への会見の開放を急ぐべきです。仮に、マスメデイアを使った直接の”大臣会見”でも、国民への放映は歪んだものになっている現実を真剣に認識すべきです。”情報公開”あってこそ、国民も、真の味方になれるのです。