不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

あのノーベル賞科学者が安倍政権の軍学共同政策を批判!

2015-10-12 21:19:23 | 杉並からの情報発信


あのノーベル賞科学者が安倍政権 の軍学共同政策を批判! 軍事に手など貸す
ものか! 戦争協力への動員はもう始まっている! 水井多賀子

2015.10.06 Litera

http://lite-ra.com/2015/10/post-1559.html

『科学者は戦争で何をしたか』(集英社新書)

大村智・北里大特別栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞しおめでたムードが
広がるなか、本日18時45分(日本時間)には物理学賞が 発表される。昨年のト
リプル受賞につづいて日本人の受賞に注目が集まるが、ここで、あるノーベル受
賞者の言葉を紹介したい。
〈ノーベル物理学賞や化学賞は、将来的に人類の発展に著しく貢献するであろう
と評価された科学技術、そしてその開発に寄与した科学者に与えられる もので
す が、一方でその技術が戦争で使われる大量破壊兵器の開発に利用されてきた
のも事実です。(中略)ノーベル賞を授与された研究は、人類の発展の ために
も殺人兵器にも使用可能という諸刃の技術と言ってもいいでしょう〉

このように述べるのは、2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英・京都大
学名誉教授。ノーベル賞受賞記念の講演でも自身の戦争体 験にふれ、さらに
「安全保障関連法に反対する学者の会」にも参加し、安倍政権の暴走に警鐘を鳴
らしてきた人物だ。

そんな益川氏は、今年8月に『科学者は戦争で何をしたか』(集英社新書)を上
梓。科学者がどのように戦争に加担してきたかということや、 現在の安倍政権
が進める戦争できる国づくりに、科学者としていかに抵抗するべきかを綴っている。

そもそも、ノーベル賞設立を遺言したアルフレッド・ノーベルはダイナマイトの
発明者であり、その発明品の殺傷力から彼は「死の商人」と呼 ばれた。いわば
ノーベル賞は“不名誉なレッテルに傷ついたノーベルの名誉挽回”のために生まれた。

しかし、こうした経緯で誕生したノーベル賞も、その受賞者たちの功績は戦争の
道具となってきた。たとえば、放射能の発見で物理学賞を受賞 したピ エール・
キュリーは受賞記念講演で「ラジウムが犯罪者の手に渡ると、非常に危険なもの
になるでしょう」とあらかじめ警告し、アインシュタイン は日本への原 爆投下
後、深い反省から核廃絶活動に取り組んだことは有名だ。

だが、その一方で“愛国者”として積極的に国策に協力したフリッツ・ハーバーの
ような科学者もいる。毒ガスを開発したハーバーはアンモニ アの合成 法でノー
ベル化学賞を受賞したが、その後も〈化学兵器の開発に没頭〉し、結果、それは
ナチスによってユダヤ人の虐殺に使用された。しかも、 ハーバーはユダ ヤ人で
あり、自身の研究が同胞の殺戮に使われた事実を前にしても、〈死ぬまで一度も
自責の念を表したことはなかった〉という。

といっても、ハーバーのような熱心な愛国者ではない科学者でも、戦争になれば
〈国策を支援する組織に半強制的に組み込まれてしまう〉こと になる。それ
に、科学者の意見は政策決定に反映されることはない。原爆開発にかかわりつつ
も、日本への投下に反対した物理学者 のレオ・シラードの声がアメリカ政府に
無視されたように。

〈戦時下における科学者の立場というのは、戦争に協力を惜しまないうちは重宝
されるものの、その役目が終われば一切の政策決定から遠ざけられ、蚊 帳の外
に 置かれます。国策で動員されるということはそういうことです。「便利なも
のをつくってくれてありがとう」で終わり。どんな軍事兵器もそれが完 成した
時点で 研究者、開発者の手から離れ、一〇〇パーセント政府のものとなりま
す。そして、それがどんな危険な使い方をされようと、開発者は手を出せなく
なるのです〉

だからこそ、戦後、 世界中の科学者たちは手を結び、ノーベル平和賞を受賞し
た「パグウォッシュ会議」をはじめとして核兵器の廃絶を訴える平和運動を展開
してき た。しかし、そ うした科学者たちの声明や宣言は〈(各国の首脳陣が)
どこまで真剣に目を通してくれているのかは定かではない〉。とくに、〈日本の
首脳からの 返事くらい 「味もそっけもない」ものはなかった〉ようで、〈外務
省の担当者から受け取り確認の返事が来るだけで、世界で唯一原子爆弾の被害を
受けた国の 反応とは思え ない〉ものだったという。

事実、科学技術の軍事転用は繰り返された。ベトナム戦争時に暗躍したアメリカ
国防総省による「ジェーソン機関」という秘密組 織では、ノーベル受賞者を含
むエリート科学者が集められ、〈アメリカ軍兵士の犠牲を減らし、ベトナムの
人々を有効かつ速やかに殺すか、そのノ ウハウを提 供〉した。彼らはゲリラの
浸透を防止する電子バリヤーや新兵器を使用した暴動鎮圧技術などを研究する一
方、殺害したベトコンの正確な人数を把 握したいとい うアメリカ軍将校に、
〈殺したベトコンの左耳を切り取って針金に刺し、兵士に持ってこさせれば〉い
いというアイデアさえ出したという。このこ とを知った益 川氏は〈まさに科学
者の精神動員だ〉〈ここまで戦争に取り込まれ、非道な殺人のアイデアを出せる
状態というのは、明らかに洗脳されたとしか思えません〉と 綴る。

ここまで読んで、「科学者の精神動員なんて、いまの時代そんなことさせないで
しょ?」と楽観的に捉える人もいるかもしれない。だが、益川 氏は〈むしろ、
現代の精神動員は、実に巧妙に金と権力を使って科学者たちを取り込んできてい
ます〉という。

その一例が、安倍政権が進める「軍学共同」「産学協同」だ。益川氏は〈大学や
民間の研究者の取り込みは、戦前・戦中の強制的な科学者の動員 とは違います
が、資金援助というエサで研究者を釣るのは、ある意味間接的な動員と言えるの
ではないでしょうか〉と危惧する。

たとえば、これまで軍事研究を禁止する方針を出してきた東京大学も、今年に
入って軍事研究を一部容認したと報道された。これは2013年 に安倍政権が閣議
決定した大学の軍事研究の有効活用を目指す国家安全保障戦略を踏まえたもの、
と見られている。

ここで立ちはだかるのは「デュアルユース」という問題だ。ロボット開発やド
ローン、小惑星探査機「はやぶさ」などの技術は、一般的に考え ればわた した
ちの生活に役立つものと考えられているが、これらの技術は当然、軍用にも利用
できる。つまり、軍事研究解禁の問題も〈デュアルユースが可 能な技術を軍 事
利用と決めつけず、もっとオープンに検討してもいいのではないか、という立場
を取ったのではないか〉と見ていると益川氏はいう。

しかし、だからといって「デュアルユースの時代だから仕方がない」と益川氏は
科学者の責任を放棄しているわけではない。“自分の発明が兵 器に応用 される
可能性を、最初に理解できるのは発明した本人にほかならない”のだから、その
ことをいかに自覚するかが問われているのだ。実際、自覚することで軍事 協力
をすり抜けた先人もいる。そのひとりが、ノーベル賞受賞者で、戦時中に電波兵
器の研究に動員されていた朝永振一郎氏だ。
朝永氏が戦時中に書いた論文を読んだときの感想を、益川氏は「はたと膝を叩き
たい思いに駆られました」と表現する。というのも、〈電波の出力の関 係を解
析する部分を、限りなく一般的なところでまとめ、核心部分をうまくごまかして
いた〉からだ。

〈表面上は軍事協力に協力して成果を出している振りをしながら、肝心なところ
は手渡さず、毒にも薬にもならない研究をして、「はい」と涼しい顔で 論文を
提出していた。しかし、量子力学を専門にしている人間が見れば、明らかに「意
図的にこのレベルに抑えているな」ということが分かる。(中 略)軍部に自分
の研 究を渡さないという意志を密かに貫かれたのだと思います。私は、それこ
そが本来の科学者の知恵だと思います〉

軍事に手など貸すものか。──こうした強い意志を引き継ぐ人びともいる。益川氏
も所属する名古屋大学は、学生と教員たちが軍事協力をしないと誓っ た「平和
憲章」を掲げている。だが、昨年、国会で三宅 博議員(当時・日本維新の会、
現・次世代の 党)はこの平和憲章を“国立大として交付金を受けているのに、軍
学共同を拒否する憲章を堅持しているのは何事か”と非難した。こうした意見は
三宅議員に限らず、ネット上でもよく見られるものだ。益川氏はこのようなムー
ドを、〈国からお金をもらっている国立大学の研究員なら、四の五の言わずに
国のために協 力しろという態度にも、周囲はそれ程騒ぎもしない。何やら空恐
ろしい感じがします〉と懸念する。

〈ブラックボックス化する科学の世界で、我々科学者は、知らず知らずのうち
に、どこかで軍事研究に加担させられている。そんな時代が到来していま す〉

〈科学者同士、平和問題や社会問題に目を向ける努力を意識的にやらなきゃいけ
ない。仲間同士で、何が今危険なのか、とことん議論することも必 要。自分の
研究だけ安泰ならいい、儲かればいいなどと言っていると、簡単に取り込まれて
しまいます〉

理性を働かせれば、人類は100年後も200年後も戦争せずにいられるはず──。そう
益川氏が語るのは、人間の英知を信じているからなの だろう。 科学は本来、平
和のために使われるべきという原点を、とくに科学者は忘れてはいけないのだ。
益川氏は、本書でこのように語りかけている。

〈科学と軍事が密接に結び付いている現代こそ、科学者の想像力、人間としての
生き方が問われるのだと思います〉
(水井多賀子)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顔のないヒトラーたち

2015-10-12 12:15:14 | 杉並からの情報発信


顔のないヒトラーたち

2015年10月04日 ハフィントンポスト日本語版

http://m.huffpost.com/jp/entry/8238418

第二次世界大戦終結から70年目にあたる今年、我々日本人にとっても重い問い
をつきつけるドイツ映画が公開された。本作品(原題 Im Labyrinth des
Schweigens=沈黙の迷宮の中で)は、1963年にアウシュビッツ裁判を実現さ
せた検察官たちの苦闘を克明に描く。この裁判は、ドイツ社会を「過 去との対
決」へ突き動かした重要な出来事だった。

映画の一場面から。ナチスの犯罪に関する資料の山に直面した主人公の検察官。
c 2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye
filmproduction GmbH & Co.KG

現在のドイツでは、政府、司法、教育機関、メディアなどが一体となって、ユダ
ヤ人の大量虐殺などナチスの犯罪を糾弾し、若い世代に事実を伝 える努力を続
けて いる。ドイツの首相はことあるごとに被害国に謝罪し、犠牲者に追悼の意
を表する。2015年1月にアウシュビッツ解放70年目の追悼式典 で、ドイ
ツのヨハ ヒム・ガウク大統領は、「アウシュビッツについて思いを馳せること
なしに、ドイツ人のアイデンティティーはあり得ない」とまで言い切っ た。つ
まりこの国で は、ナチスの犯罪を批判し、被害者たちに謝罪することが、国是
となっている。

だが1950年代~60年代の西ドイツでは、ナチスの犯罪を糊塗したり、矮小
化しようとしたりする傾向が強かった。社会の非ナチ化は表 面的にしか行われ
ず、西ドイツの諜報機関や警察、外務省、法務省などには、元ナチス党員らが数
多く働いていた。

今日の若いドイツ人たちが、映画に描かれた50年代の西ドイツ社会を見たら、
「まるで別の惑星のようだ」と思うに違いない。それほど当時の 西ドイツで
は、ナ チスの犯罪に関しては「臭い物にフタ」という雰囲気が強かった。ナチ
スの犯罪を暴露する者は、「Nestbeschmutzer(巣を汚 す者)」と批判さ れた。

2015-10-03-1443900486-470296-sub1.jpeg
映画の一場面から。c 2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked
eye filmproduction GmbH & Co.KG

そうした時代の空気に抗して、映画にも登場する検事総長フリッツ・バウアーを
初めとする一部の検察官たちは、アウシュビッツ強制収容所の副 所長や医師ら
20 人を起訴し、法廷に引き出した。この内17人が殺人幇助などの罪で有罪
判決を受けている。バウアーはユダヤ人で、ナチスに迫害された経験 を持つ。
彼が映画 の中で語る「執務室を一歩出れば、敵だらけだ」という言葉は、過去
との対決を拒否していた当時の西ドイツ社会の雰囲気をよく表している。

この裁判の最大の意義は、アウシュビッツでの残虐行為の細部を初めて西ドイツ
社会に広く知らせたことである。それまで大半の西ドイツ人は、 アウシュビッ
ツで 何が起きていたかをほとんど知らなかった。フランクフルトで行われた裁
判では、収容所に囚われていた被害者たちが、ガス室による大量虐殺 や、親衛
隊員らに よる拷問、虐待の細部を証言し、メディアが連日報道した。アウシュ
ビッツ裁判は、虐殺に加担した犯罪者たちが戦後の西ドイツでビジネスマ ンや
役人として、 長年にわたり罪を問われずに平穏な暮らしを送っていた事実を
も、白日の下に曝したのだ。

その後、ナチス犯罪と批判的に対決する動きは、1968年の学園紛争、そして
1979年のテレビ映画「ホロコースト」の放映を通じて、 政府から教会、庶
民など社会全体を巻き込んだ運動に発展する。アウシュビッツ裁判はドイツの過
去との対決の原点なのだ。
西ドイツの連邦議会は、1979年に悪質で計画的な殺人については、時効を廃
止した。その最大の目的は、ナチスの犯罪に加担した人物が生き ている限り、
訴追 するためである。日本では連合軍が極東軍事裁判で戦争遂行に加担した軍
人や政治家を処刑したり禁固刑に処したりした。だが日本の司法当局 が日本人
を訴追し たことは一度もなかった。

これに対し、ドイツの司法当局はナチスによる虐殺に加担した人物に対する捜査
を、今も続けている。たとえば 2011年5月12日、ミュンヘン地方裁判所
は、当時91歳だったジョン・デミヤニュクに対し、ソビボール絶滅収容所の看
守としてユダヤ 人虐殺に加担した 罪で、禁固5年間の実刑判決を下した。
リューネブルク地裁では、アウシュビッツで事務作業を行っていた元親衛隊員
(94歳)に対する公判 が続いている。今 日のドイツの裁判所は、1950年
代よりも法律解釈を厳しくしており、ナチスの収容所で働いたことが立証される
だけで、殺人幇助と断定す る。

私は、1989年から過去との対決についての取材を続けている。映画に登場す
るような正義感に溢れた検察官たちを、インタビューしてきた。 たとえばルー
ト ヴィヒスブルクの「ナチス犯罪追及センター」の所長だったアルフレート・
シュトライム上級検事(故人)や、ハンブルク地方検察庁のヘル ゲ・グラビッ
ツ上級 検事(故人)は、一生をナチス犯罪の追及に捧げた検察官である。

彼らは「ナチスの犯罪に関する細部を知らなければ、ヒトラー体制の凶悪さは
理解できない」と語った。映画の中で、速記者の女性が、初めて被害者の証言を
聞いて涙を流すシーンがある。私もアウシュビッツから生還し た女性をインタ
ビューし、拷問による腕の傷痕を見た後は、涙が止まらなかった。その意味で、
ナチス犯罪の追及によって、ドイツ人の良心を呼び覚ました検 察官たちの功績
は 大きい。

ただし、生き証人が減っていく中、ナチス犯罪の追及は難しい。ドイツの司法当
局は1950年代からナチス関連の犯罪容疑者約10万 人に対して捜査を行っ
たが、その内有罪判決を受けたのは、約7000人にとどまる。「捕まるのは小
魚ばかり。人体実験を繰り返したヨーゼ フ・メンゲレなど の凶悪犯は摘発でき
なかった」という批判もある。

だがドイツ人がこうした歴史との対決を続けているからこそ、この国は旧被害国
の間で一定の信頼を回復することができた。もしもドイツが 歴史との対決を
怠っていたら、欧州連合の事実上のリーダーになることはできなかったに違いない。

今日、日独それぞれが持つ周辺諸国との関係には、大きな違いがある。ドイツ
は、周辺諸国との間で虐殺の犠牲者数や慰安婦の数をめぐる不 毛な論争は行っ
ていない。この映画は、日独の歴史に対する向き合い方の間になぜ違いがあるの
かについて、考えるきっかけも与えてくれる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『顔のないヒトラーたち』

出演:アレクサンダー・フェーリング、フリーデリーケ・ベヒト、アンドレ・シ
マンスキ、ゲルト・フォス ほか。

監督:ジュリオ・リッチャレッリ 脚本:エリザベト・バルテル、ジュリオ・
リッチャレッリ 
製作:ヤコブ・クラウセン、ウリ・プッツ 撮影:マルティン・ランガー、ロマ
ン・オーシン
音楽:ニキ・ライザー、セバスチャン・ピレ

2014/ドイツ/123分/シネマスコープ/ドルビーSRD/DCP/提供・配給:
アットエンタテインメント  PG-12

10月3日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

(終り)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もしも日本と世界の支配層が歴史を捻じ曲げていなければ

2015-10-12 09:06:08 | 杉並からの情報発信


【今日の詩】(N01-4)もしも日本と世界の支配層が歴史を捻じ曲げていなければ
我々の
住む世界は全く別の世界になっていただろう!

この間4回にわたって【今日の詩】で発表しました『もしも日本と世界の支配層が
歴史を捻じ曲げていなければ我々の住む世界は全く別の世界になっていただろ
う!』を
加筆訂正して一つにまとめました!

【明治維新】

もしも、明治維新が英国とロスチャイルド国際金融マフィアの金融・軍事支援で
長州、薩摩、土佐などの下級武士と被差別民による【軍事クーデ ター】で
はなく、孝明天皇と明治天皇が暗殺されずに公武合体の平和革命路線が実現して
いたならば、日本は穏健な立憲君主国となっていただろう!

もしも、明治維新で孝明天皇と明治天皇が暗殺されず公武合体の平和革命路線が
実現して日本が穏健な立憲君主国となっていたならば、【大日本帝国憲 法】で
天皇に神権を与えて【生き神】にして全国民を【天皇教】で洗脳することはな
かっただろう!

【昭和天皇】

もしも、天皇が【生き神】にならず全国民が【天皇教】に洗脳されていなけれ
ば、昭和天皇がアジア・太平洋侵略戦争を開始して日本国民310万人を 含め
5,000万人のアジア・太平洋諸国民を殺すこともなかっただろう!

もしも、アジア・太平洋侵略戦争を開始して日本国民310万人を含め5,000万人の
アジア・太平洋諸国民を殺した昭和天皇が、最高最悪の戦争犯 罪人としてGHQに
逮捕・起訴され処刑されていたならば、戦後の【象徴天皇制】はなかっただろう!

もしも、昭和天皇が最高最悪の戦争犯罪人としてGHQに逮捕・起訴され処刑され
ていたならば、A級戦犯岸信介もまた戦争犯罪人として処刑されてい ただろう。

【岸信介】

もしも、A級戦犯岸信介が戦争犯罪人として処刑されていたならば、アジア・太
平洋侵略戦争を主導した戦争犯罪人や国民弾圧を主導した特高警察官や 特高裁
判官や【天皇教】で全国民の洗脳を主導した国家神道宗教家や【大本営発表】で
国民を侵略戦争に動員した大手マスコミや、侵略戦争を経済・金 融面で主導し
た経済人や、世論誘導した学者などが1950年代に自民党に再結集して完全に復権
することもなかっただろう!

もしも、A級戦犯岸信介が戦争犯罪人として処刑されていたならば、孫の安倍晋
三が首相となることもなかっただろう!

もしも、A級戦犯岸信介が戦争犯罪人として処刑され安倍晋三が首相になること
がなければ、【特定秘密保護法】による国民弾圧も、【安保法案=戦争 法案】に
よる戦争国家も、【アベノミックス】による国民生活破壊もなかっただろう!

【ウォーレス副大統領】

もしも、1944年9月の米民主党副大統領選出選挙で無名のトルーマン上院議員で
はなく、圧倒的人気を誇ったリベラル派ウォーレス副大統領が副大 統領に選ば
れていたら、翌年1945年の4月のルーズベルト大統領の急死を受けて米国大統領
になったウォーレスは、8月の広島と長崎の原爆投下は しなかっただろう。

もしも、1944年9月の米民主党副大統領選出選挙で無名のトルーマン上院議員で
はなく、圧倒的人気を誇ったリベラル派ウォーレス副大統領が副大 統領に選ば
れていたら、翌年1945年の4月のルーズベルト大統領の急死を受けて米国大統領
になったウォーレスは、第三次世界大戦寸前までに激化 させた米ソ対立や核兵
器競争はなかったであろう。

【ケネディ米大統領】

もしも、1963年11月22日にケネディ米大統領がテキサス州ダラスで暗殺されてい
なかったら、副大統領から大統領に就任したジョンソンによる 1965年の北爆開
始やその後のベトナム戦争の泥沼化はなかったであろう。南北ベトナム人を含む
820万人(南ベトナム人335万人、北ベトナム 人478万人、米軍人他7万人)ものベ
トナム戦争戦死者は無かったであろう。

もしも、1963年11月22日にケネディ米大統領がテキサス州ダラスで暗殺されてい
なかったら、ロスチャイルド国際金融マフィアが100%の株 を所有する純粋な民
間銀行である米中央銀行FRB(米連邦準備制度理事会)を国有化して、ドル紙幣の
発行権を剥奪して全ての通貨を政府が発行する ようにしたであろう。すなわち
ケネディ米大統領が殺されていなければ、世界基軸通貨であるドルの発行権をロ
スチャイルド国際金融マフィアから剥奪 することでロスチャイルド国際金融マ
フィアによる世界金融支配に大打撃を与えたであろう。

もしも、1963年11月22日にケネディ米大統領がテキサス州ダラスで暗殺されてい
なかったら、政府がコントロールできない程に巨大化・強大化 したCIAを解体し
規模と権限を縮小して政府の管理下に置いていたであろう。すなわちケネディ米
大統領が殺されていなければ、1973年9月11 日のチリ・アジェンデ社会主義政権
打倒の軍事クーデターをはじめとする1970年代の中南米でのCIAと極右軍人と結
託して起こした軍事クーデ ターは起こらなかったであろう。

【信用創造特権】

もしも、国会が政府と中央銀行が民間銀行に与えた『無からお金を生み出すしく
み』=【準備預金制度】という【信用創造特権】を認めていなかった ら、実体経
済の数十倍の規模に膨れ上がりすべての人、企業、地方自治体、政府を高利で借
金漬けにする【通帳マネー】は存在しなかっただろう。すな わち、世界は現金
中心の実体経済中心の景気循環のない、バブルもバブル破たんも金融恐慌もな
い、安定した着実な経済が実現し豊かな国民生活が実現 していただろう!

もしも、国会が政府に赤字国債や建設国債などの国債発行を認めていなければ、
今年2015年3月末時点で1,053兆円、来年2016年3月末時 点で1,167兆円もの巨額
な国の借金は無かったであろう!国の借金返済のために国と地方の税収の26.9%
を毎年メガバンクに利子つきで返済す ることはなかったであろう。

もしも、国会が日銀に【紙幣増刷権】を認めていなければ、ロスチャイルド国際
金融マフィアが送り込んだ金融テロ工作員・黒田日銀総裁の『アベノ ミック
ス』の名のもとに3年間で300兆円の紙幣を増刷して仲間のメガバンクに供給する
『異次元の金融緩和』は強行できなかっただろう!すなわ ち、民間銀行と大企
業と特権階層がますます肥え太り、一般庶民がますます貧困化することはなかっ
たであろう。

もしも、国会が民間銀行から【信用創造特権】を剥奪して民間銀行を廃止し、日
銀に統合してすべての貸し出し業務と融資業務などの金融業務を日銀に 一元化
していれば、個人や企業や地方自治体や政府は安い手数料のみで利子なしで日銀
から融資を受けら、国民経済は活況を呈していたであろう!

もしも、国会が日銀が毎年増刷する紙幣の総額をその年に予想される実体経済の
総額=GDP総額を基準にする法律を成立させていれば、実体経済の数 十倍規模の
【通帳マネー】は生まれず、バブルの発生もバブルの破たんも、金融恐慌も無
かったであろう!

【最高裁長官】

もしも、日本の最高裁長官が日本国憲法第81条に規定された最高裁判所の【違憲
立法審査権】を行使して、歴代自民党政権が犯してきた数々の憲法違 反に対し
て【違憲】表明をしていたら、安倍自公政権による憲法破壊と立憲主義破壊は決
して起こらなかっただろう。

もしも、日本の最高裁長官が歴代自民党政権が日本国憲法第41条【国会は国権の
最高権力であり国の唯一の立法機関である】の規定に違反して『衆議 院の解散
権は首相の専権事項である』と大うそをつき、自分たちに都合の良い時期を選ん
で衆議院を解散して総選挙を仕掛け政権与党のあらゆる権力を 使って野党候補
を妨害して『勝利』してきたことに対して、【憲法第41条違反】と【違憲】表明
していたら、自民党政のによる独裁政治は防げただろ う。

もしも、寺田最高裁長官が安倍自公政権が起案し国会に提案し強行採決で無理や
り成立させた安保法案=戦争法案にたいして、日本国憲法第73条【内 閣の職務】
の規定の中に内閣による法律の起案と国会への提案は規定されていないとして
【違憲】表明していれば、この戦争法案の成立はなかっただろ う。

法の番人は『内閣法制局長官』ではなく最高裁長官であり最高裁である。日本国
憲法第81条に規定された最高裁判所の【違憲立法審査権】を一切行使 せず、自
民党政権の憲法違反に沈黙し容認してきた最高裁長官と最高裁判事を国民は罷免
すべきなのだ。

最高裁は解体し、違憲審査専門の憲法裁判所を新たに設置し裁判官全てを公選制
にすべきなのだ!

(続く)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする