福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

生まるるも阿字(梵字)より来れば死ぬとても本の不生に帰りこそすれ」。

2024-11-28 | 法話
印融法印の時世の歌 高野春秋に「(永正十六年)秋は八月十五日夜、印融闍梨、武州烏山観護寺(また三會寺)に入寂。融師とは武州久保の人也。幼若に登山。事教業成。無量光院に入る。開講撓はず。議論玄に入る。筆記勝計すべからず。晩年関東に遊説。談林を興し論場を創る。平生書籍を捨てず、恒に烏山三會寺に居し時々隣里他山講義の毎に小牛に乗る。而して其の牛角に巻帙を架し行々熟覧焉。辞世歌に曰く「生まるるも阿字(梵 . . . 本文を読む
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観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・18/27

2024-11-28 | 諸経
観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・18/27 二、祇陀末利唯酒唯戒の事。(「未曾有因縁経」では祇陀太子や末利夫人が不飲酒戒をやぶって飲酒しても戒を守ったことになるとしている)。 天竺の舎衛國の祇陀太子の后阿首舎國第一の美人也。名をば末利婦人と申す也。しかうに祇陀太子大酒ありて酒を飲玉はざる時は以ての外に機嫌あしふして臣下を殺し非道を行玉ふ。故に后は常に能き肴を求め酒を調へ用意して太子に奉 . . . 本文を読む
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佛説大輪金剛總持陀羅尼經

2024-11-28 | 諸経
  佛説大輪金剛總持陀羅尼經 如是我聞。一時、佛、王舍城耆闍崛山中にいまして大比丘衆千二百五十人と倶なりき。復た菩薩摩訶薩三萬六千ありて上首たり。爾時世尊、般涅槃に臨む後、佛法滅せんとする時、比丘比丘尼優婆塞優婆夷天龍八部、前後に圍遶し共に會して説法せんと。爾之時にあたり執金剛神ありて其の法要を問ふ、「世尊般涅槃後、總持の法 門云何んが受持せんや」。佛執金剛神に告げたまはく「善哉善 . . . 本文を読む
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今日は親鸞聖人ご入滅の日・報恩講です

2024-11-28 | 法話
今日は親鸞聖人ご入滅の日です。「弘長2年(1262年)11月28日 、押小路南 万里小路東にある実弟の尋有が院主である「善法院 」にて、享年90(満89歳)をもって入滅。臨終は、親鸞の弟の尋有や末娘の覚信尼らが看取った。遺骨は、鳥部野北辺の「大谷」に納められた」(ウキペヂア)とされます。東本願寺では21日から28日まで報恩講を営んでいます。不十分な知識ながら、親鸞聖人はわれわれに『業』のどうしよう . . . 本文を読む
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