福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は源仁僧都御遷化の日です。

2024-11-22 | 法話
  源仁僧都は元興寺護命に法相を、ついで東寺実恵に密教を学び,真雅・宗叡より灌頂を受けた。内供奉十禅師・東寺二長者。学名が高く南池院成願寺を建立して宗義を講じた。弟子の益信は大日経宗の極位(広沢流)を、弟子の聖宝は金剛頂宗の極位(小野流)を開いて、以後東密はこの二流に分かれた。仁和三年十一月二十二日寂。壽七十一。 . . . 本文を読む
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観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・12/27

2024-11-22 | 諸経
観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・12/27 十二、   盖護鎖を解く事。一行の事。菅丞相の事。 大唐に盖護といふ人はしばられて殺さるべき事治定するとき、三日三夜のあひだ観音を念ずればすなはち観音光を放てかの盖護をてらし玉へば鎖もとけ門も開きたるゆへに逃げたり。折節やみの夜にて道もみえざるに観音光を放ち玉ふゆへに方角を知りて廿里までにげゆく。其のとがをのがるればひかり . . . 本文を読む
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今日は元寇に備えて熾盛光法を修した日

2024-11-22 | 法話
  史料綜覧 巻五 / 文永八年1271十一月廿二日条 「廿二日 法皇(注1)御所評定 天台座主澄覚(注2)ヲシテ 熾盛光法(注3)ヲ惣持院(注4)ニ修シ 異国降伏ヲ禱ラシム」 この頃は毎年蒙古から使者が来ていた。文永の役は文永十一年。 (注1)法皇は後嵯峨法皇、天皇は亀山天皇、執権は時宗。 (注2)後鳥羽天皇の孫、比叡山に入り、梶井門跡尊快入道親王に師事して出家し、真仙僧正か . . . 本文を読む
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今日は第九十五代花園天皇御出家の日

2024-11-22 | 法話
今日は第九十五代花園天皇(注1)御出家の日。 「本朝皇胤紹運録」に「建武二年(1335)十一月二十二日、御落飾。三十九。法諱遍 行。御戒師慧鎮上人(注2)。」 (注1)花園天皇・・延慶元年、大覚寺統の先帝後二条天皇が急死したため12歳で践祚、文保2年(1318)大覚寺統の尊治親王(後醍醐天皇)に譲位。譲位後は、皇太子となった甥の量仁親王(光厳天皇)の養育に『誡太子書』https://www.g . . . 本文を読む
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霊験はこころより生ずる

2024-11-22 | お大師様のお言葉
秘蔵宝鑰のお言葉「大毘盧遮那経にいわく『悉地は心より生ず』。金剛頂経に説くがごとし、『一切義成就菩薩初めて金剛座に坐し、無上道を取證して遂に諸仏に此の心地を授かることを蒙ってしかしてよく果を證す』。およそ今の人、もしよく心決定して教えの如く修行すれば座を起たずして三摩地現前し、ここに本尊の身を成就すべし。」(大日経悉地出現品にいわく「悟り・霊験はこころより生ずる」と。また金剛頂経には「お釈迦様は初 . . . 本文を読む
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・11月22日は源仁僧都の入滅された日です

2024-11-22 | おすすめ情報
・11月22日は源仁僧都の入滅された日です。以下密教辞典等に依ります。「源仁僧都は弘仁9年(818年)生まれ 仁和3年11月22日(887年12月14日)に御入滅。南都の護命に法相を、ついで実恵に密教を学び,真雅・宗叡より伝法灌頂を受けた。878年(元慶2年)内供奉十禅師、885年(仁和元年)に東寺二長者。学名が高く南池院成願寺を建立して宗義を講じた。弟子の益信が広沢流を、聖宝が小野流を開いて、以 . . . 本文を読む
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