観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・11/27
十一、 月蓋の事。善光寺如来の事。諸観音經懺法の事。
この長者の姫に如是女といふ姫あり。此の息女五種の温病を悩むなり。そのとき月蓋長者佛前にまいりこの事を歎き申す也。佛の仰せらるやうは焼香散華して西方に向ひて一佛二菩薩を請したてまつれとをしへ玉へり。をしへの如く請じたてまつれば極楽世界より弥陀如来と観音と勢至と共に長者 . . . 本文を読む
妙法蓮華経秘略要鈔・浄厳「たとひ今日の凡夫なりとも、此の圓融の理を信解して四威儀に修観し歳月を累ねて功を積めば、自然に水火不二にして自在無礙なる境界に到るべし。豈必ずしも大士の神力にのみ關(あず)けんや。若し秘密趣に約して解せば地水火風空の六大は其の性円融無礙なるが故に地即ち水なり、水即ち地なり、水即ち火なり、火即ち水なり、火即ち風なり、地水火風空即ち識(識とは心なり)なるを以て、若し此の性徳に通 . . . 本文を読む
史料綜覧巻十五 / 元和三年1617十一月廿一日条
「廿一日・・・是ヨリ先 呂宋(るそん)ノ船 土佐ノ海岸ニ漂著ス 是日 同国大守 書ヲ土佐高知城主山内忠義ニ寄セテ 其扶助ヲ受ケタル好意ヲ謝ス」
江戸幕府は徳川秀忠。元和二年には家康死去。イギリス船、オランダ船の貿易港を平戸と長崎に限定しています。山内忠義は伯父山内一豊の養 . . . 本文を読む