福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・20/27

2024-11-30 | 諸経
観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・20/27 四、十九説法の事。 現身が丗三身ならば同じく説法も丗三なるべし。何ぞ十九の説法を挙るやと云に、經文には略して餘多の身を一處に挙げて其の下に一の説法を挙なり。故に經文に「而為説法」と云處十九ある故に十九説法と云なり。實には現身の如き説法の説法もあるべきなり。十九説法の相皃(相貌)の事。佛身を現じては阿耨菩提の法を説き、又佛身を現じては十二因縁を . . . 本文を読む
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すべては不生不滅でそれを受け取る存在と云うものはない

2024-11-30 | 諸経
華厳経巻三十一佛不思議品第二十八の一「・・一切諸仏はすべては不生不滅でそれを受け取る存在と云うものはないことを知り、色受想行識も不生不滅であり、すべては皆悉く実体はなく知覚もないと知る。宇宙の所有者はなしと知って而もまた一切のものの姿を壊すのでもない。一切はそれを起す者があるのでもなく、悉く虚空の如く、一切のものは実体がなく従って業の報いがあることもなく、学ぶものも無く、成就ということも無く、数も . . . 本文を読む
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今日は平安末期の真言僧興然師の示寂された日です

2024-11-30 | 法話
今日は平安末期の真言僧興然師の示寂された日です。以下密教辞典等によります。読み方は、こうぜん・こうねん。字・理明坊・勸修寺御坊・慈尊院阿闍梨。生年:保安2(1121)、没年:建仁3.11.30(1204.1.3)。勸修寺慈尊院二世。寛信に随って両部大法・護摩・諸尊儀儀軌等を学び、念範・実任・亮薫等から受法8回、真言系各派の密教修法を再び統合し後世に伝えるために,多くの儀軌や曼荼羅・図像を精力的に収 . . . 本文を読む
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第九十八代・北朝三代、崇光天皇御出家の日

2024-11-30 | 法話
「本朝皇胤紹運録」(第九十八代・北朝三代崇光天皇)「明徳三年1392十一月晦、御落飾。法諱勝圓心」 崇光天皇・・・14世紀、北朝第三代の天皇。在位1348〜1351。光厳天皇の第1皇子。足利尊氏が南朝にくだったため廃位される。のち、南朝方に捕らえられて賀名生(あのう)に移され、さらに帰京して出家。 . . . 本文を読む
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