福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その120

2010-02-13 | 講員の活動等ご紹介
10月2日、12時半ごろ起床。また雨です。いささかうんざりします。しかし外に出るといがいと気分はしっかりします。雨と濃い靄でまたしても道が見えません。いつものムササビも全く鳴いていません。動物達も連日の雨で巣篭もりしたのでしょう。途中の参道には連日の雨で地盤がゆるみ大きな木が長々と倒れ込んでいて道を塞いでいました。杖を頼りに倒木をくぐりぬけ、雨の中無事明星禮をすませて帰堂しましたがその瞬間、大雨になりました。なにかえもいわれぬ有難さがこみ上げてきました。
しかし96座はまたしても睡魔に襲われました。強い雨足にお堂の屋根が壊されるのではないかと思うほどの音が堂内にひびきわたるのですがそれでも睡魔には勝てません。ご本尊さまをみ上げて必死に拝むのですが途中で本尊呪の数がわからなくなりました。まったく不甲斐無いことです。
この日の97座のメモは残っていません。特筆すべき事はなかったのでしょう。
代りに先日の副住職の話の続がメモしてありました。それによると宮島の弥山には100人が同時に行ができるお堂があるとのことです。また江戸時代の求聞持100回成満の札があるということでした。年に5回行じるとして20年かかります。一度でも成満できるかどうかふうふういっているのにすごい行者さんがいたものです。
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