踏切を渡って一山越え、再び小国川沿いに出ました。お盆なので太公望の姿も。鮎釣りが解禁ではないのにいいのかな?
集落に入って二叉路を直進すると、もう長沢駅にゴールイン。東長沢駅から歩いてわずか41分でした。
昭和58年11月22日築の駅舎で無人駅です。汲み取り式ながらもトイレが併設し、待合室や公衆電話もあります。「長沢」という地名は、「長沢監物祐種」という楯主の名に由来するそうです。
駅前の日本庭園。「停車場や 知るも知らぬも春の顔」という句碑も立っています。
「リゾートみのり」の通過に合わせて構内を撮影。少し分かりにくいですが、交換設備が撤去されて片面ホーム1面のみとなっています。全駅下車達成の時は是非乗りたいです。
駅前の民家では宴会がたけなわで、春日部ナンバー(だったっけ)の車が止まっていました。ほどなく撤収し、Uターンしたようです。東北道があの渋滞ですから、何時に帰られたのでしょうか?
なおも時間があるので、坂道を下りてみました。長沢駅は山の上にあるんですね。
懲りずにまた小国川を渡ります。上流側に向けて撮影しましたが、下流で砂防ダムがあるせいか流れが緩やかに見えます。下流の河川敷では盆踊りの準備が進んでいました。
15時49分発の731D(キハ110-237+キハ110-243)に乗車し、ようやく長沢の缶詰から解放されました。
15時56分に南新庄駅に到着。降りたのは私1人だけだったような。
昭和35年12月築の待合所のみの無人駅です。水洗トイレが近くにあります。駅前は国道13号で、住宅が立ち並んでいます。駅裏は防風林。
南新庄駅は、陸羽東線と奥羽本線(山形新幹線)が併走する区間にあり、片面ホームは陸羽東線のみです。Uターン期間に当たるこの日は「つばさ90号」が運転され、偶然にもポケモン新幹線が充当されました。
南新庄駅で見つけた標識を1つ。要するに、併走していますが全く違う路線ですということ。軌間も違うし。
16時14分発の730D(キハ110-243+キハ110-237)に乗車し、この日最後の下車駅へと向かいました。
つづく