お待たせしました。これより、陸羽東線の駅巡りに着手します。
陸羽東線は、新庄と小牛田を結ぶローカル線です。全長94.1km、駅数25ですが、沿線には鳴子温泉など見所が多く、「奥の細道湯けむりライン」の愛称をもつ路線です。「リゾートみのり」が全線通しで乗り入れ、秋の紅葉シーズンには多くの旅行者で賑わいます。
前置きはこれくらいにして、2009年8月15日の乗り継ぎ旅行の模様をお伝えします。
新津駅で「青春18」に日付印を入れ、6時15分発の羽越本線823Dで出発。キハ110-205+キハE120-1の2連で、新発田からは多くの旅行客で賑わいます。久々の羽越線なので、海側ボックスに陣取りました。
余目からは、陸羽西線154D(キハ112-219+キハ111-219)で。空きボックスが無いので、とある長距離旅行者と相席させてもらいました。私は14日まで仕事でしたが、彼女は1週間近く東北を周遊しているそうです。羨ましいです。
話が弾みましたが、9時52分に津谷駅に到着。ここで最初の途中下車。
ここを再訪したのは、変化の情報があったから。昨年まであった木造駅舎は解体されてしまい、トイレと除雪機器置き場だけとなってしまいました。
その代わりというべきか、ホーム上に待合室が新設されました。3月29日にオープンセレモニーが催されましたが、リニューアルというより合理化です。行き違い設備が撤去されているのは見ての通り。
先回は津谷神社に行きましたが、今回は鮭川のまわりをぐるぐると。何人か釣り人がいて、長閑な光景です。
津谷駅は「日本一の大欅の下車駅」とされていますが、少し離れているゆえ訪問を諦め、10時38分発の156D(キハ110-243+キハ110-237)に乗車して新庄へ。
10時54分に新庄駅に到着。乗り継ぎ時間を利用し、400系L3編成とE3系L64編成の並びを撮影。今や400系は風前の灯なので、これが見れるのも今のうちです。
11時24分発の726D(キハ112-213+キハ111-213)に乗車して陸羽東線の旅が始まりました。最初の下車駅までの時間を利用して昼食タイム。
11時51分に鵜杉駅に到着。
早速、駅全体の様子。片面ホームと待合室のみの無人駅で、下にトイレがあります。ここから少し山奥の所にある「上鵜杉」は、ホタルの里として知られています。
調査を終えて大堀駅に向けて出発。間もなくすると12時を迎えたので、1分間黙祷しました。そういえば、この日は終戦記念日なのですね。
すると、「リゾートみのり」が新庄に向けて走っていきました。もう少し早く構えてればね…。
後は、ひたすらR47を歩きます。
つづく