16時31分に瀬見温泉駅に到着。もともと島式ホームの1面2線でしたが、交換設備が撤去されて山側のホームには柵が張り巡らされています。
駅名標。「リゾートみのり」も停車し、景色のいい温泉地です。
構内踏切を渡って駅舎に出ました。昭和58年11月22日築のコンクリート駅舎で、平成20年9月に和風に改装されています。観光パンフレットが所狭しと並べられていますが、無人駅です。
許された時間で周辺散策してきます。駅から温泉へつながる道には、名所や旅館名を掲げた灯篭がずらり。木の根元には向日葵が咲いており、夏らしさを感じます。
6分ほど歩いて義経弁慶の硯石に到着。北の方が出産した亀若丸を命名した際、弁慶が近くの岩を利用して墨を擦ってたといわれています。確かに硯に使えそうな形ですね。小国川と緑豊かな山々との組み合わせがいいですね。
温泉街までもうちょっとですが、なにせ滞在時間が26分しかないので駅に戻ります。日帰り入浴施設が無いながらも他にも名所があるので、津谷駅訪問をやめて「新庄~南新庄」の駅間徒歩するなど、もう一工夫すれば良かったかな。この次は、絶対に観光(入浴)しようと。
後ろ髪を引かれつつも、16時57分発の733D(キハ111-213+キハ112-213)に乗車し、今回の陸羽東線の駅巡りは終了。
17時18分に新庄駅に到着。例によって急行食堂に入り、天国ラーメンで夕食にします。テレビでは高校野球がやっていました。今年は日本文理が準優勝という快挙を成し遂げましたが、高校野球をほとんど観てないです。
駅に戻ると、701系5000番台と400系の並び!右側のL4編成は今年の9月に廃車されました。第1回に登場したL3編成が廃車となれば、400系は形式消滅です。
18時26分発の167D(キハ111-219+キハ112-219)に乗車して黄昏の陸羽西線を走破。余目からの羽越本線230Dは「キハ47 1512+キハ40 584+キハ47 1511+キハ47 514」の4連で勿体無いくらいでした。
鶴岡で途中下車してだだちゃ豆アイスで休憩した後、834D(キハ47 1516+キハ40 560+キハ40 582)で村上へ。乗客の大半は東京方面に向かう「18きっぱー」。村上からは952M(115系N1編成+N19編成)で新潟へ。女性車掌が乗務し、始発終着放送を録音。
新潟から新津までは、敢えて「ムーンライトえちご」を利用(勿論、指定券をもって)。485系K1編成で予約率は100%。急病人騒ぎで7分遅れの23時42分に新潟駅を発車し、新津駅に帰還したのは23時55分でした。
陸羽東線全駅下車への道・第1回 おわり
参考サイト 弱冷。
さいきの駅舎訪問