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調査を終えて武蔵野線のホームに上がると、ちょうど対面式ホームに205系が並んでいました。その後やってきた、12時52分発の1252E(205系M22編成)に乗車して武蔵野線駅巡り開始。
ここで、武蔵野線の概要を紹介します。武蔵野線は、府中本町を起点として西船橋で二手に分かれる、駅数20(他のJR線と接続しない駅のみ)の外環状線です。昭和48年4月に新松戸まで開通し、昭和53年10月に西船橋まで開通しています。一部時間帯には車庫のある東所沢発着もありますが、大きく分けて、府中本町から南船橋に至る列車と、京葉線を経由して東京に至る列車の2つに分かれ、合わせて日中時間帯は10分ヘッドで走っています。中央線、埼京線、京浜東北線、常磐線、総武線、京葉線を都心を通らずに結ぶ路線なので、常に乗り継ぎ客などで混雑しています。車両陣容については、205系VVVF改造車が主力ですが、209系500番台も3編成所属しています。
武蔵野線が建設された本来の目的は、日本の貨物輸送の円滑化です。新座と南越谷に貨物ターミナルがあり、京浜、京葉地区から東北、上越、常磐方面への重要なルートであり、EF64、EF65、EF66、EF510など多種多様なカモレが通過します。武蔵浦和~西浦和、南流山~新松戸にて其々二手に支線が分かれ、府中本町から新鶴見にも貨物線が伸び、時折臨時列車も走ります。しかし、線区の大半を高架線が占めて強風の影響を受けやすいことから、首都圏では京葉線、内房線に次いで止まりやすい路線といわれています。
12時55分に西浦和駅に到着。島式ホーム1面2線の横に通過線が1本ある構内です。
改札を抜けて駅舎の中へ。自動改札が4台あり、その内部のトイレはエレベーターを挟んで男女別に分かれています。駅に入るとすぐ左手にKIOSKがあります。勿論有人駅ですが、窓口はなく券売機などになっています。
駅舎から自由通路を挟むと飲食店街になっており、目の前は駅そば屋とドトールです。
さて、北口に出ました。地面より3段高いということだけで、これといった特徴が見当たらない高架駅です。
駅前の様子。北口はロータリーが形成されており、西方には新大宮バイパスが通じています。
駅から3分ほど東に歩き、神堂山 薬王院に到着。ここでお参りします。意外な所に名刹を発見しました。尚、この本堂は昭和62年11月3日に落成しました。
本堂の横には十三佛お参り所。不動明王や大日如来をはじめ、13種類の菩薩が勢揃いしており圧倒されました。
本堂の東にある薬師堂。ちょうど梅が満開でした。これは、2012年3月10日の旅行記です。
高架をくぐって南口へ。駅前にはファミリーマートがあり、東に行くとダイエーがあります。西浦和駅は閑静な住宅地の駅でした。
つづく
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