このカテゴリーは、函館本線及び北海道新幹線、道南いさり火鉄道(江差線)、札沼線について取り上げます。
今春のダイヤ改正は、長野新幹線のE7系や予土線の鉄道ホビートレインなどを生み出した一方、消えていくものがあります。「寝台特急あけぼの」もまた然りですが、5月11日限りで営業を終了する線区があります。それは、江差線の木古内~江差間です。
さて、出発の前に江差線の概要を紹介します。江差線は、五稜郭から木古内を経て江差に至る、全長79.9km、駅数20の地方交通線です。道南地方の停滞を避けるためですが、1936年11月に全通を果たしています。1988年に青函トンネルが開通すると、五稜郭~木古内は、北海道と本州を結ぶ重要路線として電化や1線スルー化など改良が加えられました。それに対して、木古内~江差は殆ど投資されず、除雪費用だけがかさむ路線となってしまいます。函館から江差へは車での厚沢部経由が便利ということもあって2012年の利用者が41人/日と少なく、自治体を含めて受け皿が用意できず、北海道新幹線を開業を前にして今回の廃線と相成ったのです。車両についてですが、五稜郭~木古内は789系の「スーパー白鳥」を中心として、485系の「白鳥」、ED79牽引の「カシオペア」「北斗星」「トワイライトエクスプレス」、EF510またはED79が牽引する貨物列車が本州とを結んでいます。一方、普通列車は前線を通じてキハ40系による運転となっています。
それでは出発しましょう。
2014年3月14日(金)。新津駅から15時53分発の信越本線2235D(キハ40 584+キハ47 1512+キハ48 523)で出発。乗ったのは勿論、新潟DCに伴って国鉄急行色に改められた「キハ48 523」。
新潟駅でしばし待ち、485系T12編成である「いなほ10号」が3番線に到着。奇しくも、「秋田いなほ」の485系での運転がこの日が最後となりました。
その後、新潟空港までバスで移動し、18時10分発のJAL2875便で北海道まで飛びました。レジスタはJA203J。18時5分にBスポットを離れ、18時15分に28側からエアボーン。函館上空を経て苫小牧の工業地帯の灯りを見ながら高度を下げ、新千歳空港に01Lより着陸し、19時17分に15番スポットに到着。
1度目の歯磨きを終えた後、4Fに上がって万葉の湯へ。入館料は1500円。バスタオル、館内着付きで。
PH8のナトリウム塩化物泉で、内風呂や露天風呂の他、ミストサウナ、ドライサウナなどがあって十二分に楽しめました。無料ドリンクサービスや休憩所もあり。ロビーも和風のつくりでしたが、気が付くと21時
。
後ろ髪をひかれる思いで新千歳空港駅のホームに行き、21時15分発の快速エアポート213号(785系NE5編成)で特急気分を味わいました。尚、新千歳空港駅のナンバリングは「AP15」。
4分遅れの21時59分に札幌駅8番線に到着。このNE5編成はそのまま「スーパーカムイ45号」になりますが、札沼線659M(721系F2編成+G104編成)と並びました。
高速バスの発車までしばらくあるので札幌駅でしばらく撮り鉄。8番線に停車中の22時10分発の函館本線281Mは、735系A102編成+721系F3018編成でした。
お次は、6番線から発車する22時28分発の千歳線1852M。721系F5013編成でした。4号車に乗った方は得ですね。
1852Mが発車した後、7番線からの22時30分発の函館本線283M。733系B114編成+731系G109編成でした。
「オホーツク8号」が遅れていたので、先に「スーパーカムイ47号」を。789系HL1001編成でしたが、札沼線665M(721系F10編成+731系G106編成)と並びました。
アナウンスがあって慌てて7番線に行ってみると、「オホーツク8号」が20分遅れで到着してました!JR北海道は「オホーツク」にいつまでオリジナルのキハ183系を使用し続けるのだろうか。
その後、深い雪の中を東急南口まで歩き、高速はこだて号で一夜を明かします。中央札幌バスターミナルからは完全に記憶なし。
つづく
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