異常気象となった冬が終わり、SL村上ひな街道号が運転されました。今年は、3月22日、23日の運転でしたが、SLばんえつ物語の客車がリニューアル中とのことで旧型客車での運転となりました。新潟を発車すると、新発田、中条、坂町に停車しましたが、停車時間を最小限にととめ、ストレートに村上まで運転されました。
さて、3月22日、23日の両日の模様を見てみましょう。
2014年3月22日。8時15分頃に新津駅5番線にショウアップすると、門デフ構えのC57 180にあずき色の客車を従えて待機してました。
新潟駅までエスコートしたのは、JR東日本新潟支社の秘蔵っ子であるDE10 1700でした。
8時29分頃に新潟駅に向けて回送されました。ヘッドマークはお雛様。
新潟駅でしばらく撮影タイムの後、9時14分に村上駅に向けてもうもうと煙を上げて発車していきました。
村上でお雛様を楽しませた後、17時23分に新津駅5番線に帰ってきました。
最後部の様子。ヘッドマークが付けれるフックがありませんね。
SLの先頭部は当然ながら人気の的。よく見ると、可愛いお雛様ですね。
今回の行路表。「臨A57」行路です。石炭を記念に持ち帰る輩も居ました。
翌3月23日。「SL村上ひな街道号」の回送は、新津駅の撮影しやすい位置に待機してました。
あらかじめ429Mで新潟駅に先回り。8時57分にDE10 1700を先頭に新潟駅3番線に入りました。
C57 180は既にもうもうと煙を上げてました。
新潟駅3番線に行くと、「うまさぎっしり新潟」の垂れ幕がお出迎え。
折角なので、村上まで乗ってきます。5号車の「オハ47 2266」に乗車。白熱灯に昔ながらのボックスシートが並んでいます。
新崎、豊栄の運転停車を経て最初の停車駅は新発田。6分ほど停車時間があったので、月岡温泉のゆるキャラである「ゆらら」がお出迎え。
新発田を発車すると、村上市観光協会のスタッフや村上第一中学校有志がパンフレットや絵葉書を配りました。
中条の停車を経て、坂町では垂れ幕がお出迎え。停車時間が無かったが、垂れ幕に向かって手を振れとのこと。
村上駅1番線に到着すると、サケリン、トッキッキ、村上茶ンの4体のゆるキャラがお出迎え。
改札の右手では、一日駅長&お雛様に和服姿の女性たちによる垂れ幕がお出迎え。
駅前で歓迎イベントがあるということで改札を抜けて行ってみると、先ほどのゆるキャラ達がお出迎え。
その右手では、先ほどの女性達をバックにお雛様の撮影会となってました。
本来ならばお雛祭りに行くところですが、所用があったのでE127系V13編成に変更となった934Mで新潟駅に戻りました。「SL村上ひな街道号」の編成はこれから坂町に回送されるところですが、まだ牽引機となるEF81が付いてませんでした。
で、今回の戦利品。左手の饅頭は、坂町駅発車後に荒川観光協会から頂いたものです。〆張鶴は勿論現地で買いました。
2014年のSL村上ひな街道号は以上です。新潟DC絡みとはいえ、旧型客車での運転ということで例年以上に注目を集めたのではないでしょうか。4月5日からは「SLばんえつ物語」が走り始めます。オリエント急行のイメージから紅葉のイメージに変更され、1号車がオコジョ展望車両となります。
次は、江差線の葬式鉄旅行をお伝えします。
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