5月中旬から工事が進められていた北長岡駅。一時期は「8月末に工事が終了」とアナウンスされていましたが、工事が遅れに遅れ、「10月中旬まで」と直されました。しかし、9月20日になってようやく新駅舎が供用開始となりました。訪問日は2014年9月23日(火)でした。
北長岡駅へは信越線432Mでアプローチ。島式ホーム1面2線に待合室は、改築前から何ら変わっておりません。
しかし、跨線橋を上り下りすると、土台だけ付いた陸屋根が目に入ってきます。
階段を下りるとすぐに簡易Suica改札が。すぐ右に曲がると自動券売機とトイレ。トイレは入室すると自動的に電気がつくタイプです。
一方、扉を開けると待合室。形状は長方形ではなく台形ですが、15人座れるようになっています。
それでは駅舎撮影。昨今は地域をPRするために装飾を施された無人駅が多いですが、この北長岡駅の新駅舎は何ら飾り気のないコンクリ駅舎です。一応、財産標は「H26.10.14」なので、一部区画にはバリケードが施されています。
隣にある三角屋根の旧駅舎の一部。新駅舎供用開始後は立ち入れなくなっています。この戦後すぐの立派な木造駅舎が見れるのは今のうちです
城岡停車場の碑と旧駅舎の組み合わせ。出来るだけ速やかに記録することをおすすめします。
最後に、新駅舎と旧駅舎の顔合わせ。並べてみると、大きさの違いが一目瞭然でしょう。
北長岡駅改築レポートは以上です。新駅舎は、旧駅舎を半分化した残りの部分を利用して建てられているので、高さも長さも大幅に縮小されているのが明らかです。このような狭い空間にトイレも待合室も設けられているので、いささか窮屈な感じは否めません。来週以降、大きな三角屋根の駅舎の解体工事が本格化するでしょう。数か月後に訪問したら、最近の無人駅に多く見られるように駅前広場の割には駅舎が余りにも小さい印象を受けるでしょう。
ところで、今週末には内野駅の橋上駅舎が供用開始となり、10月19日には脇野田駅が移設の上で橋上駅舎化されます。また、荻川駅でもバリアフリー設置工事が進められており、一部区画にはバリケードがされています。今年も新潟の駅舎から目が離せません。
次は、「飯田線全駅下車への道 第6回」の続きをお伝えします。
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