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新津駅のみどりの窓口が廃止

2024-03-01 18:36:42 | 羽越本線

 山陽電鉄は一昨日、2025年春にクレジットカードのタッチ決済及びQRコードを利用した乗車券サービスを全49駅で導入すると発表しました。関西の鉄道各社では、来る大阪万博の準備が整いつつあります。
 それはさておき。今月に入り、日本各地では実に多くの駅でみどりの窓口が廃止されていきます。とりわけ、新潟県内では、新津、弥彦、越後川口、小出、中条でみどりの窓口が廃止されました。その中で、オペレーターと話せる指定席券売機で救済されるのは新津だけです。で、今回は新津駅の合理化について取り上げます。
 新津駅は信越本線、磐越西線、羽越本線が発着する駅で、今度のダイヤ改正では、磐越西線の多くの列車が始発・終着となります。「花と緑と鉄道のまち」といわれ、GVの1大基地になっています。そんなターミナル駅でみどりの窓口がなくなるのには驚きを隠せません。



2024年2月1日。何気なく新津駅に行ってみると、次のような掲示がみどりの窓口は2024年2月29日をもって、営業を終了」。



日が進むと、しらゆきWきっぷ、しらゆき・北陸往復きっぷの終売やえちごツーデーパスの値上げもアナウンスされてました



新津駅の「みどりの窓口」の晩年は、8:00~18:00の営業時間でした。



新津駅には以前から指定席券売機がありましたが、機能切り替えのため、2月26日の22:30から使用停止に



2月27日の早朝になると、その指定席券売機がベニヤ板で塞がれました



ということで、「みどりの窓口」は早朝からの営業となりました。ただ、ステップが1段と高くなってましたが。



2月28日になると、みどりの窓口廃止の案内が3月16日のダイヤ改正の案内に切り替わりました。



2月29日になると、その指定席券売機が姿を現しましたが「使用停止中」



でも、夕方になると黒幕で塞がれました



で、掲示は元に戻ってました。



2024年3月1日。新津駅の話せる指定席券売機が運用開始となりました。オペレーターが対応出来る時間は8:00~20:00です。



その代わりというべきか、みどりの窓口は固く閉ざされましたでも、右手の有人改札ブースには駅員が詰めてます。



新津駅ではもう1つ重要な掲示が。水原駅は3月15日をもって無人化されるのです尚、自動券売機については引き続き利用出来るということです。


 新津駅の合理化については以上です。みどりの窓口がなくなって指定席券売機に変われば景色が一変するのです。新津駅には自動券売機が3台ありますが、長距離のきっぷが買えるのが前述の話せる指定席券売機1本になり、トラブルが起きた際は大変です。駅員は、乗客のサポートや指令などの業務に集中出来るというわけです。年度始めなどのみどりの窓口の殺人的な混雑に辟易していたのも事実です。
 話が変わりますが、JR東日本は昨日、来月から1年間、山田線を含む乗車券(上盛岡、山岸、上米内発着を除く)で並行する106急行のバスをも利用出来るようにする実証実験を行うと発表しました。本実施に移行した際に山田線の廃止に繋がらなければいいのですが。
 そしてもう1つ。広島高速交通は昨日、6月からアストラムラインでICOCAが使えるようになると発表しました。尚、同社はモビリーデイズには参加しないということです。


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