2021年は、日本の鉄道界において大きなターニングポイントとなるでしょう。終電の繰り上げが最大の目玉ですが、DD51形及び185系の定期運用撤退などもみられます。JR北海道で18もの廃駅がありますが、JR東日本、えちごトキめき鉄道、土佐くろしお鉄道、ひたちなか海浜鉄道、そしてあいの風とやま鉄道で新駅の開業が予定されています。
さて、これからお伝えするのは、羽越本線の今川駅です。村上駅から酒田方面に4駅進んだ所にあります。1944年7月1日に今川信号場として開業しました。その後は臨時乗降場で推移しましたが、JR化とともに正式な駅となりました。
訪問日は、2020年9月19日(土)でした。桑川駅から歩いて訪問しました。
駅まであと15分のところに、筆のようなモニュメントが。板貝さいの神への入口です。
道中は、左手に笹川流れの素晴らしい海岸線が。遠くには粟島。
駅に近づくと、寺のような建物が。大雲寺です。付近に墓地があることから、現役の寺です。
その大雲寺の入口には中村末次の碑が。
大雲寺から左手に進むと、木造駅舎のようなものが。村上市山北集落センターです。
その入口には山北町民宿発祥の地の碑が。
桑川駅からおよそ1時間で今川駅に到着。何だか構内踏切だけですね…。
下りホームに上がろうとすると、踏切が鳴りました。何かと思ったら、3098レの通過でした
下りホームの待合所へ。仮駅時代の昭和25年12月築です。
では駅舎の中へ。4人分座れるベンチが並んでいます。今川駅は無人駅で何もありません。
時刻表を。上下それぞれ8本ずつです。
827Dがやってきました。今川駅は交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
では、上りホームへ。三角屋根の待合所です。JR東日本発足時に建てられたのでしょう。
その新潟方にある建物は何だろう??保線詰所か。
上りホーム待合所には、フィリピン人女性が1人待っていました。木製のベンチが1列になっているだけです。彼女と共に、826Dで村上方面に戻りました。
新春企画の今川駅は以上です。今川駅はトイレ設備が無い駅でした。新潟県一円が豪雪に見舞われている今、気持ちいい秋晴れの記事をUPすることで、何とも旅している気分になったことでしょう。
この正月休みも新型コロナウイルス感染症の拡大は止まりません。新潟駅の改札内のNewDaysは、1月11日まで休みです。昨日、1都3県の知事は緊急事態宣言の発出を要請しました。このコロナ禍は1日でも早く収まって欲しいものです。
次は、新潟の115系電車についてお伝えします。
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