新型コロナウイルスの影響はイベント列車にも広がっています。JR東海は昨日、700系の最終運転である「のぞみ315号」について運休にし、引退セレモニーをも中止すると発表しました。700系C編成は一昨日の時点で全ての営業運転を終えていたのです!「のぞみ315号」の指定券をお持ちの方は、当該特急券と引き換えに記念品が贈呈されるそうです。尚、特急「御厨」、特急「富士」、急行「10周年飯田線秘境駅号」の運休も決まっています。また、「あめつち」「伊予灘ものがたり」などについても、3月15日分までの運休が決まっています。
さて、本題に。7時6分に鹿部駅に到着。昭和29年築の木造駅舎が健在です。
トイレは森方にありますが、汲み取り式です。
時刻表を。下り5本、上り7本です。上下含めて7時間くらい空白の時間帯があるのです。
案内図を。如何にも海岸にアプローチ出来そうな感じですが…。「海と温泉まつり」は8月第3土曜に開催されます。
90分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前に人家が数軒ありますが、道道460号はひたすら森の中。
途中にあるやすらぎの里バス停を。鹿部町循環バスが発着し、この月は大岩方面行きが5本、リゾート方面が3本でした(週3日のみ)。その他に、函館バスが6往復発着します(内1往復は日曜運休、2往復は日祭日運休)。
20分ほど歩いてやっと国道278号に出ました。一旦右手に進むも、とても海岸に辿り着けそうにないので引き返します。案内図はスケールがでかすぎです。
駅へと戻る途中「金の鈴」を発見。ふぁんたじー美術館Mamikoがあったりします。
国道278号近くにはいくつか住宅(別荘?!)がありますが、「売物件」も少なくありません。
駅に戻って駅舎の中へ。4辺の内3辺にベンチがありますが、その他に12人分のベンチがあるのです。
委託駅ながら窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)、営業時間は8:45~16:00です。「祝 しかべ間けつ泉 北海道遺産認定」とありますが、その間歇泉へはバスで27分もかかるのです。鹿部間歇泉に行かれる方の99%以上はクルマでのアクセスです。
駅ノートに書き込みして休んでいると、どこからか音が聞こえて82レが通過していきました「砂原回り」は、北海道と本州を結ぶカモレの重要ルートなのです。
そうこうするうちに、鹿部出張所からの函館バスが到着駅は一気に賑やかになりました。
そこで、鹿部駅前バス停の時刻表を。期間限定の鹿部町循環バスの他、鹿部間歇泉行きのバスが6本出ます(日曜運休1本、日祭日運休2本)。次の鹿部間歇泉方面は8時38分発。
時間が近付き、構内踏切を渡ってホームへ。8時36分発の2840D(キハ40 835)で大沼へ。渡島砂原から来たという眼鏡女性と相席に。
話が変わりますが、三井化学大牟田工場は昨日、JR鹿児島本線と工場を結ぶ専用線を5月半ばに廃止すると正式に発表しました。これに伴い、「炭鉱電車」は姿を消すことになります。同社は、記録映像に残すため、6月にラストランイベントを催すとしています。何でも、これは三池港からのトラック輸送に切り替わるためだそうです。
つづく
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