クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2012年冬 四国の旅(その14)

2012-10-05 21:39:15 | 予讃線

五十崎駅から12時1分発の4638D(キハ32 6)に乗車し、内子町から伊予市へ。徳島地区や高知地区ではJR世代の気動車が躍進する中、松山地区では国鉄末期の気動車が未だに主力です。



12時31分に向井原駅に到着。片面ホーム1面のみの構内ですが、ホームは多少広いです。



まずは駅名標から。向井原駅は「U06」「S06」で、海線と「予讃新線」の分岐駅です。



ホームからは瀬戸内海を望みます。海岸端にある亀みたいな建物は何だろう。



それでは駅舎撮影。高架上に待合所があるだけの無人駅です。



駅から少し歩くと、陸軍上等兵神走堀衛碑を見つけました。



国道56号を少し歩くと、サンクスとバナナ館がありました。バナナ館は果物がしこたま販売されており、地物のポンカンを土産にしました。



駅に戻り、そのポンカンを食べつつ休憩。で、向井原駅はタイプの異なるベンチが並び、13人くらい座れるようになっています。券売機などの類はありません。電化区間と非電化区間とでは無人駅の扱いがまるで違います。



最後に時刻表を。上りは25本(内ワンマン20本)、下りは海線・山線合わせて23本(内ワンマン15本)です。


13時19分発の4920D(キハ54 12)に乗車し、この旅最後の下車駅に向かいます。



13時23分に伊予市駅3番乗り場に到着。2度目の歯磨きを終えた後、右側の2番乗り場に停車中の4640M(7009)に乗り継ぎました。



13時39分に伊予横田駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



では、この旅最後の駅名標を。伊予横田駅は「U03」で、松前町に位置します。駅名標がちょっとボロボロです。



屋根付きの待合所にやってきました。伊予横田駅は無人駅でホーム上にベンチが3脚あるだけですが、伊予市方に券売機があります。



地上に下りて駅全体像を。ホームからはスロープを介して地上に下りる構造になっています。無人駅ながら、バリアフリーに配慮した設計です。



自転車置き場の隣には屋根のある待合室があります。まるで北海道の駅のようですけど、利用者には有り難い存在です。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その13)

2012-10-03 00:06:12 | 予讃線

10時36分に内子駅に到着。



駅舎撮影を終えて駅前ロータリーに目を転じると、C12 231が君臨していました。昭和14年に日本車輌で製造され、長らく内子線などで活躍しました。



東方には「未来へ―あしたへ―」のモニュメントがあります。「予讃新線」の開通を記念して、昭和61年5月に地元の高校の美術家の教諭により製作されたそうです。



そうこうするうちに、どこからかボンネットバスがやってきました。レトロな町並みに合わせて導入されたものでしょう。



少ない時間ですが周辺散策。駅前はこれといった建物がなく、閑散としています。内子座までは600m、うだつで有名な八日市護国の町並みまでは800m離れています。



3分ほど歩くと幹線道路に出て、VISTA、Fuji、レディーといったショッピングモールになっていました。


次なる訪問駅・五十崎まではわずか1.6kmですが、道が複雑で歩くと危なそうなので、11時10分発の4635D(キハ32 6)に乗車しました。なぜか4分ほど遅れていました。



3分遅れの11時17分に五十崎駅に到着。片面ホーム1面のみですが、脇に保線用側線があります。



まずは駅名標を。五十崎駅は「U11」。第5回に登場した喜多山駅は隣駅で、駅間徒歩が出来なくはないです。



それでは駅舎撮影。駅前広場より1段高い所にホームがあり、その左側に屋根付きの待合所のある無人駅です。この駅に降り立って内子線全駅下車達成



駅前広場の内子寄りには水洗トイレ。平成11年度宝くじ助成施設です。



折角なので、周辺を歩いてきます。幹線道路を挟んだ向かいには鉄工所。五十崎は「凧と手すき和紙の里」ですが、その工房は東方にあります。



高架をくぐると、へんろみちの道標(左の細い道をゆく)がありました。43番札所・明石寺から44番札所・大宝寺の中間あたりではないでしょうか。お遍路さんにとっては心の支えでしょう。で、その付近のデイリーで食料調達をと思いましたが、あいにくながら定休日



駅に戻り待合所に入りました。ベンチがズラリと並ぶさまは壮観です。券売機などはありません。お昼には少し早いですが、カロリーメイトを食べながらザ・ロイヤルビターで打ち上げ。その間に「宇和海」が2本通り過ぎていきました。


つづく


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2012年冬 四国の旅(その12)

2012-10-01 00:03:46 | 予讃線

8時45分に五郎駅に到着。「予讃新線」開通前の遺構に胸いっぱいになりました。「海線」と内子線の接続が悪いので、いっそのこと新谷駅まで駅間徒歩を敢行します。



踏切を渡って間もなく、矢落川に出会います。新谷駅までのルートの9割以上、この川に沿っていきます。


 しばらくすると、自動車学校の脇を通過。



山々に抱かれた、長閑な景色の中を進みます。2月の旅なので、果樹園はまだ葉が出ていませんでした。



最初の橋を渡って左岸に出ると、松山自動車道に沿って歩きます。付近には大洲IC。



護岸工事のため、2つ目の大久保橋を渡って再び右岸へ。矢落川は、堤防が立派な割には川幅が小さいですね。



次第に新谷の集落に入り、家庭菜園の蜜柑の木も見られます。愛媛県らしい景色です。



川幅が広くなったところで橋を渡ると、再び新谷駅前のローソンへ。50分しか掛からずにあっさり歩けちゃいました。で、そのローソンで最初の歯磨き。



五郎駅を出てちょうど1時間、再び新谷駅に到着しました。あの時には気付きませんでしたが、駅前に公衆トイレがあったのですねそれにしても、列車の利用客には遠くて不便ですね。



朝食がカロリーメイトで小腹が減ったので、長椅子でトップバリューのポテトチップスで少し休憩。10時25分発の4632D(キハ54 6)に乗車しました。



10時36分に内子駅に到着。交換&退避可能駅で、2面3線の構内を有します。我が4632Dも「宇和海8号」に抜かれます。


 
では駅名標を。内子駅は「U10」です。内子駅のホームは3Fにあります。



階段を下りて改札を出ました。右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:20~11:55、12:35~14:15、14:35~17:00です。久しぶりに券売機のある駅に出会いました。尚、左手にはトイレ。



それでは駅舎撮影。昭和61年3月3日の「予讃新線」開業時に誕生した、和風のコンパクトな駅舎です。左手の蔵のような建物は「旅里庵」という観光案内所です。


折角なので、周辺を見てきましょう。


つづく


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