昨日、新幹線100系、300系のラストランを書いたのですが、この日、寝台特急「日本海」(大阪ー青森間)や夜行急行「きたぐに」(大阪ー新潟間)もラストランをむかえました。
(ダイヤ改正については、当ブログ2011年12月18、19、21日に掲載しています)
ブルートレイン 寝台特急”日本海” 夜行急行 ”きたぐに”
ブルートレインの廃止が相次いでおり、残るは「北斗星」(上野ー札幌間)と「あけぼの」(上野ー青森間)の2列車となりました。
寝台特急は、固定編成したブルートレインと呼ばれる列車と583系電車(日本海など)や285系(サンライズなど)、それにカシオペアやトワイライトエキスプレスなどの専用豪華寝台列車などがあります。
寝台列車が減少する原因として、新幹線や高速バスの充実などで乗客の減少と言われています。
それと、国鉄分割民営化の影響で、一時期、車両更新やスピードアップが遅れ、他の交通機関に競争力を失い、寝台、夜行列車の利用客が減少し、最盛期の1960年頃に比べて半減しました。
個人旅行では、格安航空機に奪われていくのでしょうが、一方団体客や修学旅行などでは、夜行列車の要望が出ているそうです。
修学旅行に航空機を使っても良いとなり、最近は航空機利用が多いのですが、その航空機が小さくなり、予約が取りにくいとも言われ、その点夜行列車は多くの乗客が運べるという利点があるようです。
反面、首都圏や関西圏から北海道を結ぶ豪華寝台列車は他の寝台夜行列車が壊滅状態となった現在でも根強い人気を得ています。
特急”A列車で行こう” ”A列車で行こう”の車内
そこで、JR九州では、九州の観光地を一周する豪華寝台列車を、来年の春に運行計画を立てています。
3泊4日でクルーズ列車と名付け、7両編成で食堂車や展望車を連結した寝台列車です。
但し、値段が少々高く、一人20~30万で、定員は30~40人となる見込みだそうです。
どのような列車が運行されるのか、楽しみです。
JR九州には、寝台列車がことごとく廃止されましたが、九州新幹線の開通を機会に、それを有効に使う計画が他にもあります。
寝台列車ではないのですが、JR九州では、ネーミングが今までにないもので、乗ってみたくなるような興味を湧かせる名前の特急列車が沢山走っています。
特急 ”あそぼーい” 特急”指宿のたまて箱”
特急「A列車で行こう」、特急「指宿のたまて箱」、特急「あそぼーい」、特急「きらめき」、特急「海幸山幸」などです。
これからの列車のあり方の一つとして、豪華さと特異性をだして、飛行機や自動車に負けないようなアイデアが必要になるようです。