今年(2023年)は ”うさぎ年”であることは、ご承知の通りですが、それが正確には、甲乙丙などの十干(じっかん)と子丑寅などの十二支(じゅうにし)とを組み合わせた"癸卯”で60を周期とする数詞であらわす年でもあります。
では「癸」とはどういう意味なのでしょうか。
雨や露・霧など大地を潤す恵みの水を表しているそうです。
十干の最後のあたる癸は、生命の終わりを意味するとともに次の新たな生命が成長し始めてる状態を意味するとされています。
「卯」は穏やかな”うさぎ”の様子から安全・温和の意味があります。
また、跳ね上がるという意味があり、卯年は何かを開始するには縁起が良く、希望にあふれ、景気回復、好転する良い年になると言われているのですが・・・
果たして今年の日本は、どうなるのでしょうか?
60年前の前回の癸卯の1963年は、所得倍増計画を打ち出した池田勇人首相が第3次内閣を発足させ、東京オリンピックを翌年に控えて日本経済は右肩あがりの時代でした。
アメリカのケネディ大統領が暗殺され、日本ではプロレスの力道山が殺害されたという年でもありました。
もっと古くは、1603年、徳川家康が征夷代将軍に任じられ江戸幕府が発足。
1183年には、源頼朝の東国支配が認められ実質的に鎌倉幕府がスタートしました。
偶然かも知れませんが、一つの時代が終わり、新しい時代が始まる年でもあったようです。
さて、今年は、何が終わり、何がはじまるのでしょうか・・・
記事内容は、産経新聞、Yahoo JAPAN を参照にしました。
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