ともあれ、ヤクルト 優勝 おめでとうございます。
2年連続最下位からの優勝、それも14年目の優勝には、それなりの努力があったのに違いありません。
特にタイガースとの違いは何だったのでしょうか。
今年のセ・リーグは、大混戦となりました。
その一因には交流戦との戦いがあり、珍しくセ・リーグで勝ち越したのはタイガースのみだったのですが、その優位性をタイガースは生かせませんでした。
今年、球団創設80周年、2005年の優勝から10年目を迎え、今年こそはと期待されていただけに、その凋落は、無残としか言いようがありません。
ヤクルトとの差の一つに、打撃陣の奮起にありました。
特に川端の2番の抜擢には、通常の野球とは違ったものがありました。
2番バッターは、犠打でつなぐという役目があるのですが、川端の犠打は、たった2個。
なぜ、3割バッターで首位打者の川端を2番に据えたのでしょうか・・・
タイガースなら決まりきったバンドなのですが・・・
監督1年目の真中監督の奇策なのですが、それに選手が答えたということがチームの雰囲気を、勢いを増していきました。
代打の関本、初球をセンター前にタイムリー打(デイリースポーツから)
まだまだ活躍できると思うのですが・・惜しいですね。
選手の構成もタイガースとは違います。
ヤクルトには、生え抜きの選手が多いことです。
昨日の先発オーダーを見ても、投手を含めて生え抜きの選手は7名もいます。
その生え抜きには、若手とベテランが上手く絡み合っています。
その上、選手間で記録を競い合うという相乗効果が生まれました。
バッテリーの充実も見逃せません。
7年目、25歳の中村捕手は、積極的配球で、打者の特徴を把握して裏の裏をかき、曲者ともいわれています。
どちらにしても、優勝すれば良いことが言われ、悪い面は見逃されます。
反対に、優勝を逃がしたチームは、どうしても悪いことやアラが目立ちます。
まだ、リーグ戦は終わったわけではありません。
でも、ここ一番に弱いターガースは、明日の最終戦もどうなることか・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます