3月に入り、気候もすっかり春めいてきました。
梅のたよりもちらほらと聞こえてきます。
昨日は、桃の節句でしたが、今日3月4日は、”三線の日”、サッシの日”、”ミシンの日”それに”円の日”だそうです。
1869年(明治2年)明治政府が貨幣を円形として金銀銅の貨幣を鋳造する円貨の制度を定めたことに寄ります。
日本の貨幣が、円という名称になったのは、なぜでしょうか?
1、楕円形、方円、円形などの貨幣形状をすべて円形に統一することにしたので、円と名付けた。
2、江戸時代末期に知識層の間で金貨の単位の「両」を「円」と呼ぶ習わしがあり、
佐久間象山が勝海舟に宛てた手紙の中に「円」という表現があり、この呼称を明治政府が採用した。
3、中国では、昔 銀は鋳造せず、塊で貨幣として扱われていました。
18世紀に入り、スペインから鋳造した銀の貨幣(洋銀)が流入し、その形状から「銀円」と呼ばれ
、それがそのまま日本にも流入し、日本もこれを真似て通貨単位を「円」と改めた。
諸説色々ありますが、上記3が真相と言われています。
ちなみに、中国の「元」の正式名称は円だそうです。
といってももともと、円は中国から来たものですから、中国が本家なのでしょう。
韓国の「ウォン」も円の朝鮮語読みだそうです。
中国語では、日本の円は「日元」、米ドルは「美元」、ユーロを「欧元」といい、ここも中華思想が現れています。
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