徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「シン ゴジラ」 

2016年09月30日 20時01分34秒 | 映画・社会

日本がゴジラの出現で、様々な想定外の出来事として大慌ての人間模様が、そしてこれが日本の現状なのかと考えさせられる映画でした。
ネタバレが書かれており、注意してください・・・・

すべて想定外な出来事として対処できない危機管理のあり方についても、なにも空想映画だけではないような気がします。


  

「シン ゴジラ」のシンとは、どう言う意味でしょうか・・・
新、真、神、進(進化の・・)これは、映画を見て判断してください。
そして、このシン ゴジラは、今までのゴジラと違います。
これも映画見て確認してください。

さて、物語は、突然東京湾で水蒸気爆発が起こり、東京湾アクアラインのトンネルが崩れる事件が発生し、その原因が分からず、日本政府がパニックに陥るところから映画は始まります。

内角官房副長官の矢口(長谷川博己)はそこに巨大な生物がいる可能性について示唆しますが、取り合ってもらえず、いたずらに空論の会議を続けるばかりでした。

そんな時、東京湾で大きな尻尾のようなものが海面から飛び出し、矢口の話が現実味を帯びるが、それでも関係のある専門家は、分からないばかりで、結論がでません。

  

その尻尾を見せた生物が姿を現し、初めは、トカゲのように這って町を破壊してゆきます。
それが、段々と進化し身を起こすと腕が出来、姿を変えてゆき、一旦海に引き返し姿を消しました。

そこに矢口のもとに、ある人物を探してほしいとアメリカからの特使(石原さとみ)がやってきます。
その人物とは、今回のカギを握る人物で、その人物は「ゴジラ」の研究をしていたと思われ、その謎を解くため、矢口は特別チームを編成します。
そこで、ゴジラの上陸した地点から動き回ったところから微量の放射能が検出され、どうやら海中に埋められた廃棄放射能物質でエネルギーを得たのではないかと思われ、ゴジラの謎の究明に躍起となっています。

 その後、鎌倉沖に再び出現したゴジラは、以前東京湾に出現した時より進化し、2倍近く大きくなっていました。
多くの街が、建物が、無残にも破壊されてゆく様は、大地震や津波以上の迫力が迫り、空恐ろしい場面が映し出されます。 

ここで自衛隊の出動となるのですが、ここでも想定外の出来事として、ゴジラは敵国ではないから攻撃できないなど訳のわからないことで出動させる法律がないとまたまた会議・・・

この映画ではゴジラですが、これが想像を絶する天災であっても、原発のアクシデントがあった場合、我が国の対応は、しかるべきマニュアルか若しくはそれに準ずる対策が出来るのでしょうか・・・・

最後は日米安保によりアメリカに頼り、ミサイルの攻撃をしますが、これで益々ゴジラが進化し、光線が尻尾や口から出して手に負えない状態となります。

しかし、そこでゴジラもエネルギーを使い果たしたのか、おとなしくなり、特殊チームは、ある考えを思いつき、ゴジラが再び動かない前に実行しようとします。
それが、ゴジラを凍結させることだったのです。

  豪華なキャスト




当事国として、自国で処置してしまうと、破壊された東京の復興を他国に同情や援助を言いにくいということを総理大臣補佐官(竹野内豊)から出ていました。
そして多国籍軍から核攻撃でゴジラを破壊することが決まり、期限まで切られます。

それをどうしても避けたい矢口は、特別チームの研究を加速させますが、果たして・・・
日本の技術力が、この想定外をはねのけることが出来るのでしょうか・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿