1934年12月26日は、職業野球が誕生した日です。
この年の11月2日に、ベーブルースやゲーリックら大リーグ選抜チーム25人が横浜港に到着し、神宮や函館で18試合が行われました。
まだ日本にはプロ野球チームはなく、急遽アマチュアの選抜チームが編成されました。
当然のことながら日本は1勝も出来ませんでしたが、唯一沢村栄治投手が大リーグを1点に抑える好投をし、この全日本チームを土台としてプロ野球チームが形成されました。
今年のプレイバック場面
8月6日、対広島戦、金本14号満塁ホームランを放つ。
日本初のプロ野球チームは、翌1935年にアメリカに遠征しました。
5ヶ月の間に110試合も転戦し、資金がギリギリで苦戦を強いられたそうです。
この時、日本のチーム名は大東京野球倶楽部と漢字名で表記していましたが、この球団名は長すぎるとアメリカ人の指摘により、東京ジャイアンツと命名し、帰国後この名前が定着しました。
この遠征がなかったら、現在の球団のニックネームは存在していなかったかも知れません。
その年の末に、阪神タイガースが、翌年には名古屋軍(新愛知新聞社)、阪急(阪急電鉄)、名古屋金鯱(名古屋新聞社)、大東京(国民新聞)、東京セネーターズ(西武鉄道)が誕生し、翌1936年(昭和11年)4月からリーグ戦が開始されました。
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