毎年恒例の清荒神さんと中山寺にお参りと中山さんの梅林を見に行きました。
清荒神さんは、台所の神さんとして”三宝荒神さん”とも云われて、地元で信仰を集めています。
正式には”真言三宝宗清荒神清澄寺”といい真言三宝宗の大本山で、宇多天皇の創意により建立され、1100年の歴史があります。
かまどの神様としてあがめられ、現世利益を祈願される参詣者で賑わっていると言いたいのですが、平日は少ないようです。 土日や月例祭には、水商売の方が多く参詣しているようです。
3月15日は涅槃会(ねはんえ)の法要があるそうで、そのため涅槃図が、13日から掲げられています。
涅槃図は、釈尊が沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で涅槃(入滅)にはいるとき、頭を北、顔を西、右わきを下にして臥し、周囲に弟子を始め、菩薩、天竜、動物等が泣き悲しむ様を描いた図です。
ここから中山寺に向かうのですが、何時もなら、阪急宝塚線の清荒神駅から二つ目東の駅中山寺駅まで電車の乗ってゆくのですが、今回は、徒歩で行くことにしました。
約1.8Kmの行程で、住宅街のなか、山を下って、途中、売布神社などがあり、巡礼街道と言われているようです。
中山寺は、聖徳太子の創建によると伝えられ、我が国最初の観音霊場だそうです。
このお寺は、皇室の信仰もあつく、安産祈願の霊場として有名です。
特に、豊臣秀吉が当山を祈願し、秀頼を授かったとして、今の伽藍再建になったそうで、益々近隣の信仰を集めました。
その上、明治天皇勅願所として、ますます「安産の寺」として有名になったようです。
いつもなら、閑散としているのですが、昨日は、どうしたことかと思ったら、大安戌の日だったので、多くの参詣者がお参りに来ていました。
お宮参りの人々や腹帯を求めて、若いカップルが長蛇の列を並んでいました。
大安で戌の日は、年間7,8日程度しかなく、この日を目当てに、多くの安産祈願のお参りするようです。
「安産の寺」と同時に「梅林のある寺」としても有名ですが、今年は、まだやっと”咲き始め”のようです。
木に寄っては、多くの花を咲かせているものもあるのですが、多くの木々は、まだ蕾みが固いようです。
下記に、中山寺をスライドでご覧下さい。
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