今日も、あの感激の感動の、優勝の瞬間を見ましょう。
今年2月に「さくら」「あさかぜ」が半世紀の活躍の幕を閉じましたが、さる9月末には寝台特急「彗星」が廃止になりました。
これで大阪発の九州方面の寝台特急は、「なは」と「あかつき」の併設運転のみとなりました。
寝台特急「彗星」は、昭和43年に新大阪・宮崎間でブルートレインとして登場しました。
昭和45年には、都城まで伸び2往復に増発され、昭和48年には、4往復に、昭和49年には、5往復となり、この時が「彗星」の最盛期でした。
しかし、新幹線の博多駅が開業し、山陽・九州スジの在来線昼行き特急は全廃となりました。そして「彗星」は2往復に減少されました。
そして、寝台特急「彗星」と「あかつき」は、平成12年3月11日のダイヤ改正で併設運転となりました。
「彗星」は山陽本線から小倉を経由して宮崎に、「あかつき」は山陽本線から小倉えを経由して長崎本線で長崎まで運転されていました。
しかし。「彗星」の廃止で宮崎方面の寝台特急はなくなります。
「彗星」は37年間の勤めを終え廃止されます。
併設のヘッドマーク 「彗星」の方向幕
残った寝台特急「なは」と「あかつき」は、鳥栖までの併設で、「なは」は熊本まで、「あかつき」は長崎までの運転となりますが、今後の九州新幹線ができ、長崎新幹線が出来れば、消えよく運命になるのでしょう。
これも航空機、新幹線の影響であることは明白で、時間を掛けてののんびりした旅情豊かは旅も益々難しいことになるようです。
残念と同時にさびしくもあります。
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