観光列車の先駆けとも言えるのがJR九州です。
JR九州は、国鉄からの移行時から観光に積極的に力を入れてきました。
特に、九州新幹線が出来てからは、新幹線の駅から九州各地の観光へ向かう列車を多くダイヤを組まれているものもあります。
「ゆふいんの森」号
大きな窓、高い位置からの景色が眺める「ゆふいんの森」号や沿線の伝説(浦島太郎)の発祥地があることからつくられた「指宿のたまて箱」号、それに日本三大車窓やスイッチバック等のある「いさぶろう・しんぺい」号などが有名です。
「きさぶろう・いさぶろう」号
JR以外でも、景色の良いところは徐行運転するくま川鉄道の「田園シンフォニー」号、動くレストランとして沿線の食材を使った料理が食べられる肥後おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」号などがあります。
トロッコ列車としては、門司港レトロ地区を走る平成筑豊鉄道(株)の北九州銀行レトロライン「潮風」号とか阿蘇の自然の中を走る南阿蘇鉄道「ゆうすげ」号があります。
南阿蘇鉄道「ゆうすげ」号 レトロラインの「潮風」号
他に最近では観光列車のことを「D&S列車」と呼ばれデザインアンドストリート列車として本格化されています。
つまり、観光列車を、それぞれの地域に合わせたデザインや物語性を重視し、理解してもらおうとするものです。
「かわせみ やませみ」号 地元木材を使用した内装
新たに、その「D&S列車」として、2017年春に熊本~人吉間に運行が予定されているのが、「かわせみ やませみ」号です。
球磨川の野鳥の名前をつけ、内装デザインには地元の木材を使用した列車です。
次にはどんな観光列車が走るのでしょうか・・・
☆ カバー表題写真は、日本三大車窓 矢岳超え
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