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タイガースの日本シリーズ・・・⑥ 守備妨害で終戦

2014年10月31日 12時05分38秒 | 野球・タイガース

あっけない幕切れでした。
球史に残る”守備妨害”となり、良しきにつけ悪しきにつき、いつまでも語りつくされることでしょう

メッセンジャーの好投も、大和の2度にわたるファインプレーも、一つのミスが、すべて水泡に喫しました

この4連敗は、同じジレンマに陥いり、それが修正されずに、悪く言えば、何の対策も活かされなかった、もっと言えば、”無策”に終始したと言われても仕方がないような戦い方でした。

いわゆる、タイムリー欠乏症は、タイガースにとって不治の病なのでしょうか?

  写真は、日刊スポーツから
   本人は、故意でないとは言っていますが、どちらにしても、センスが疑われます。


ダメだしばかりになり恐縮ですが・・・
ソフトBの各打者は、”粘る”という内容だったようですが、タイガースの選手は、”淡泊と言えます。
そして、シーズン中からボールを振って、ストライクを見逃すという悪癖が、今回の日本シリーズでも目につきました。
毎回のようにランナーを出しながら、ランナーを進められず、相手の術中にはまっています。
これらは、シーズン中から指摘されてきたものですが、急に直るものではありません。

CSの時は、その悪癖が一時払しょくされ、フアストストライクから積極的に打って出ていたのですが・・・・

それも、セ・リーグにはないタイプの武田の大きなカーブに手こずり、その残像が、最後まで残ったのでしょうか?

     写真は、デイリースポーツから
    大和の連日のファインプレー  来季、鳥谷が抜ければ、ショートに戻るのでしょうか?



投手陣は良く頑張ったと思います。
昨日のメッセンジャーも7回2/3を134球、9被安打、8奪三振、無失点。
メッセンジャーだけではなく、能見も、岩田も、好投が報いられませんでした。
先取点が大事であることはもちろんですが、その反対に、初回の失点が試合の展開を悪くさせてしまいました。

ダメ出しついでに、もうひとつ。
あまりにも、勢いの時期が短く、一旦落ち込むと、なかなかそれから、抜け出せません。
気持ちの切り替えが出来ないのでしょうか・・・
これは、負けて元々という気持ちの時のCSでは、ノビノビと戦っていたのが、一旦、これに勝たなくてはという戦いになると、一変にテンションが落ち込んでしまいます。

勝負弱さは、勝負事をする者にとって、致命傷です。
誰もがそうであるとは思いませんが、このような雰囲気は、チーム内に伝染するものではないでしょうか・・・・


 

最後に、あの西岡の走塁は、ワザと意識して、守備妨害をしたのでしょうか?
何とかしたい気持ちはわからないではありませんが、それが違反であることは、野球をしているものは、基本中の基本です。
今年のタイガースは、西岡に翻弄されたとも言えそうです。
あの衝突から始まって、最後は、守備妨害というかっこの悪い形で終わりました。

鳥谷が、来季 メジャーにという話があります。
この悔しさを来季に果たすということが、あれば、タイガースに骨をうずめる覚悟が欲しいのですが、一旦気持ちが外れれば、難しいかもしれません。

来季がどうなるか・・・・タイガースファンは、ストーブリーグの動きに注目です。

 



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