海の冒険家は、「七つの海」の制覇が、夢だそうです。
その「七つの海」とは、どこの海をいうのでしょうか?
太平洋、大西洋、インド洋の三大洋に、南極海、北極海を加えても二つ足りません。
残りは、地中海か、カリブ海かでしょうか?
今日の絵は、”鳴門大橋”です。 F8号
実は、北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、インド洋、南極海、北極海の七つだそうです。
では、このように決めたのは誰なのでしょう。
19世紀のイギリスの作家ラドヤード・キップリングで「ジャングルブック」の作者ですが、特に地理的な根拠がある訳ではありませんが、一般に「七つの海」と言えば、このキップリングの分類法をとるようです。
しかし、これ以前にも「七つの海」の表現があり、古くは2世紀ごろには、地中海、アドレア海、黒海、カスピ海、紅海、ペルシャ湾、インド洋でした。
これは、当時の世界観が良く現れています。
さらに、新大陸が発見されると、かなり変わってきます。
1569年の地図では、地中海、北海(北大西洋)、エチオピア海(南大西洋)、南海(東太平洋)、インド洋、タタール海(北極海)が「七つの海」に選ばれています。
このように、時代と共に「七つの海」も変わってきました。
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